人も食べ物も、もちろん絵や本、音楽もそうだが、その出会いは全てタイミングだと思う。
何年か前に京都に行った時、通りがかりの土産物屋の一角でこの「笹屋伊織」のどら焼に出くわした。そもそもが毎月21日を含む前後3日間だけの販売で、たまたまそのタイミングに当たっていたらしい。
東京でもいくつかのデパ地下で扱っていて、予約をすれば買えるとは知ったものの、それは馴れ初めからしてちと違う。 . . . 本文を読む
裏磐梯
2018年10月28日 | 旅
先週の週末、一泊二日で福島へ。
土曜日は北に行くほど天気が悪く移動のみだったのだが、夜、寝る前にカミさんが「星がすごく綺麗だよ」と言う。窓のカーテンを開けて外を覗くと、オリオン座が昇っている。
そうかこちらが東向きだったのかと、かつての天文少年の血が騒ぎ、窓際に小さな三脚を立てて撮影する。(写真はいずれも屋内からのガラス越し)。
(30秒露光)
(300秒露光)
明けて日曜日は快晴。
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人から「趣味は何ですか?」と聞かれたら、これまでは迷うことなく「釣り」と答えていたが、最近ちと怪しい。
昨年の年末のカワハギ以来、年明けのキスも、春から夏の投げ釣りも、マルイカもカワハギも、どれも行っていないのだから。それでも私の趣味は釣りと言えるのか・・・
まぁそういう時もある。そんなこんなで10ヶ月ぶりにして今年の初釣りは、山中湖でワカサギ。
富士山は見えずとも釣りにはベストの曇天だ . . . 本文を読む
このところめっきり打率が落ちている。何のことかと言えば、新しくお菓子を試しては、ことごとくハズレが続く。特に栗・・・。
いい加減嫌気がさして「翠江堂」に苺大福を買いに行くと、お店の方が「この時期、この『栗形』も美味しいですよ」と言う。
見た目はまんま栗で、なかに丸ごと1個の栗が入る。蒸した栗と、それを包むこなしの滑らかさ、そして控えめな甘さ。
苺大福もそうだが、全てはそのバランスな . . . 本文を読む
上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」。
先週の金曜日、19時過ぎに入口を覗くと長蛇の列。せっかく日時指定券(19時~20時入場)を買っているのに並ぶのはアホらしいので、公園内をぐるっと歩いてスタバで一服。
いつの間にか夜は上着も違和感がなくなってきたし、銀杏の香りも1年ぶりで何だか懐かしい。
さてフェルメール。9点もの作品が一堂に会するとは何とも贅沢。特にこの「牛乳を注ぐ女」は、 . . . 本文を読む