三菱一号館美術館で開催中のルドン展。
収蔵品の「グラン・ブーケ」をはじめとするパステル画や、お馴染みの白と黒のリトグラフに加え、意外に油彩画も多く見ごたえ十分。
(オディロン・ルドン「ブラン・ブーケ(大きな花束)」1901年、パステル/カンヴァス、三菱一号館美術館蔵)
恐らく彼の肖像画は初めて見たが、人物そのものよりもその背景に目が行く。それが想像力を刺激し、何だか描かれた人物の心象を表 . . . 本文を読む
雨水すなわち雪が解けて雨に変わる候。朝夕のコートの襟元も少しずつ緩んできた。
それでも、お天気に誘われて外に出ると意外に寒かったり、そんな時はまだまだ温かい食べ物がありがたい。「妻家房」のスンドゥブチゲは、どんなに猫舌であろうと上顎をヤケドしていようと、時々無性に食べたくなる禁断の味。
だからいつまで経っても上顎が治らない訳だが、食べ始めるまでそれを忘れているのだから仕方ない。何か良いお . . . 本文を読む
A. E. W. メイスンの The House of The Arrow(1924年)読了(邦題『矢の家』)。
昨年末に『薔薇荘にて』を読んで「各駅停車に延々と揺られているよう」と悪態をついたことを反省し、謙虚にもう1冊読んでみた。
裕福な未亡人ハーロウ夫人が亡くなり、その遺産は全て養女のベティに。しかし突如巻き起こるハーロウ夫人の毒殺説。果たして犯人は・・・?
乗り込んだアノー警部と被 . . . 本文を読む
先週のは実は試作で本命はこちら、カミさん用。
キーケースと同じショルダーの赤。
2~3本入れば十分というので少し細身に。
その分、マチのところのアールがきつくなったが、何とか納まった感じ。
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