大手町の三井住友銀行 東京営業部のロビーで毎月開かれている「トワイライトコンサート」(3月28日)。
関係者の方が冒頭の挨拶で「今回のコンサートを開催すべきかそれとも中止すべきか、正直言って悩みました」と仰っておられましたが、それは偽らざる心境でしょう。
どんな場面でも、どんな立場にあっても、思いが正しく伝わらないことにやきもきして悩むのは、決してその人が不謹慎だからということではない . . . 本文を読む
先日の小出刃の研ぎの続きです。
砥石の面直しを買ってきました。
この面直しを買ったお店で、店主の親父さんに色々と伺ってみたところ、砥石の表面が黒くなるのは異常でも何でもないこと、但しトクソが出ないのは面がきちっと当たっていない可能性があるので、面直しをした方が良いこと、を教えて頂きました。
早速手元にある仕上げ砥石の表面をこの面直しで擦ってみると、
砥石の両側が綺麗になって、真ん . . . 本文を読む
ヴィヴァルディの「四季」と言えば、普段クラシックを聴かない人でもたいていはご存じの有名曲。
学生の頃でしたか、当時(ひょっとしたら今も?)「四季」と言えばイ・ムジチ合奏団と相場が決まっていて、彼らの日本公演はいつもチケットが早々に売り切れると言われていましたが、元よりそんな高価なコンサートに行くお金もなく、だからということでもないのですが、私はいまだかつてこの「四季」をナマで聴いたことがありま . . . 本文を読む
この小出刃を買ったのは2年前の夏。
それ以来、釣りに行って魚を下ろすたびに必ず使っていますが、今シーズンもカワハギが終わったところで、一度徹底的に磨くことにしました。
使い慣れてくるにつれ自分の指先のように動くようになってきましたが、やはり研ぎをおろそかにすると良くないですね。このところ刃が自由に動くというよりも、少し力を入れる感じで持たないといけなくなっていたのですが、要するに刃がナマクラ . . . 本文を読む
いつ誰が決めたのか、何となくカエルグッズが集まる我が家のトイレ。
今回の新入りはタオルです。
5枚ほどまとめ買いをしてレジに持って行くのも、このブログにアップするのも、どちらも家族からは相当非難ゴーゴーではありましたが、日々の生活にこれくらいの潤いはあってもいいんじゃないですかねぇ・・・
2階のトイレはこれまた何故だか便器や壁紙をピンクで揃えたので、色違いのこのタオルがぴったり。
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浅草の君塚商店で買ってきた革を使って、早速ひとつ、名刺入れを作ってみました。
2枚買った端切れのうちの茶色い方です。革の表面をよく見ると細かい瑕や筋があったりして、なるべく表面が綺麗なところを選んで使っています。
2つ折りになっていて、開くとこんな感じ。
(裏側)
本当は頂いた名刺を入れるポケットを付けたかったのですが、革を何枚も重ねて縫うのはちょっと自信がなかったので、とりあえ . . . 本文を読む
私がデュフィ(1877-1953年)の作品に間近で触れるようになったのはブリヂストン美術館ですが、先日たまたま丸の内オアゾの丸善に行った時に、4階のギャラリーでデュフィの展示があることを知りました。
スペースも限られていて作品の数も決して多くはありませんが、その透明感のある水彩やリトグラフに、しばし目を奪われました。思えば絵を観に来るのは少し久しぶりな気がします。(会期は既に終了しています。) . . . 本文を読む
今年の冬も寒いなかせっせとカワハギに通いましたが、一緒に行った仲間たちの盛り上げ役を自認している私は、ほとんど写真に写ることはありません。
それは勿論、自慢の1枚を釣り上げて嬉しそうな仲間の写真を撮るのが何よりも楽しいからなのですが、それでもたまに自分も写真を撮って貰うこともあります。ところが、その写真を家族に見せると、たいていは
「またこれ被ってるの?」
「日焼け止め、塗ったの?」
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随分以前のことになりますが、友人のバーテンダーさんから頂いたサントリーのPR誌を読んでいる時に、そのなかで紹介されていて気になっていたもの。
私が自分で買った生涯2枚目のジャズのCDです。
収録されている曲のタイトルはまずこちらを見て頂くとして、アルバム名の "Comme" は恐らくフランス語、あえて日本語に訳せば「バッハのように」とでも言うのでしょうか。
全10曲全てがまずバッハの有名な . . . 本文を読む
改めまして、被災地の皆様に御見舞申し上げます。
一日も早く復興なることを、微力ながらお祈り致しております。
魚花 拝
以下は、先週の地震の前に書き溜めていたものです。
先日初めて革細工のマネごとをしてみた時、ブログ仲間のたかさんから「大作をご希望でしたら、浅草の君塚商店がお勧めです。一頭分の革が、五千円程度で手に入りますよ~」というコメント . . . 本文を読む
地震から一夜明けましたが、テレビに延々と映る被災地の映像に胸が痛みます。
皆さんのご家族、ご親戚の方のご無事をお祈り致します。
東京もかなり揺れましたが、幸い我が家の家族は全員無事です。地震発生当時、私は会社の会議室でミーティング中でしたが、これまでに経験したことのない強い揺れでした。
夕闇が迫る頃、社の方針で家が近い人から徒歩帰宅を開始。ただ私は、ちょうどその時品川に来ていた娘が立ち往生 . . . 本文を読む
2週連続のカワハギです。
先週の釣行がとても楽しかったのでずっとその余韻に浸りながら今週がスタートしたのですが、たまたま週の半ばに、先週残念ながらご一緒できなかったO先輩と飲んでいた時、「行くか 」という話になりました。
他の仲間にも声を掛けると、今シーズンからカワハギに参戦されたY先輩もふたつ返事で「行きましょう 」
ということで3人で行ってきました
高気圧に覆われて良いお天気になる . . . 本文を読む
先月でしたか、週末の夜、神保町界隈を徘徊している時に古本屋の前のワゴンで見つけた本。
やや強引な感じではありますが、それは編者も自ら言っていて、要するに12人の釣好きがそれぞれ自分と釣りの関わりあいについて綴っておられます。
この12人のなかで私が名前を知っていて著作を読んだことがあったのは、編者でもありトリの12月を飾る伊藤桂一と、そのふたつ前、10月の黒岩重吾。
知っている人が少な . . . 本文を読む