早いもので来週から12月。
師走という字を見るだけで慌ただしい気分になる。
昨シーズンの終盤、ラストにもう一度行こう行こうと思いながらうっかり食べ損なった「美々卯」の牡蠣うどん。今年は早めにチェックしとく。
毎度思うが、これだけ色々と具材が重なっているのに味が濁らないのはさすが。
美々卯 京橋店
中央区京橋3-6-4 . . . 本文を読む
パナソニックの汐留ミュージアムで開催中の「キリコ展」(会期は12月26日まで)。
キリコと言えばこれまでブリヂストン美術館の「吟遊詩人」しか馴染みがなかったのだが、肖像画や静物画を含め、若い頃から晩年に至るまで変幻自在の画業を通して観ると、変わること、変えることを恐れぬその姿勢には頭が下がる。
(ジョルジュ・デ・キリコ「林檎と葡萄のある静物」1931年、パリ市立近代美術館蔵)
(ジョル . . . 本文を読む
昨日一昨日と寒くて冷たい雨だったのに、一転して今日は小春日和
こういう時こそ冷たくてキリッと締まった蕎麦が食いたい。
銀座一丁目にある福井県のアンテナショップ。決して広くはないが、奥にイートインコーナーがある。写真は、おろしそばとミニ・ソースかつ丼のセット。
イートインコーナーと侮るなかれ。茹でたてをキンキンに冷やした蕎麦に、乗っているのは大根おろしとかつおぶし、そしてネギ、それ . . . 本文を読む
昨晩のシュッツに続き、今日はバッハとヴィヴァルディ。
バロック・ヴァイオリンのアマンディーヌ・ベイエール率いるリ・インコニーティ。
音楽はリズム。リズムは、楽譜上に等間隔に並ぶ音符に従って音を出すことではなく、何もない時間の流れの上に文字通り音を「刻む」こと。その間隔には当然呼吸のような伸び縮みがあり、それこそが音楽をより vivid にする。
プログラム最後のヴィヴァルディ。ラストでベイ . . . 本文を読む
バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)第110回定期演奏会。
今回はバッハではなくハインリヒ・シュッツ(1585-1672)。
音楽監督であり指揮者でもある鈴木雅明さんの解説は簡潔で分かりやすく、さながら大学で講義を受けているかのよう。
もうひとつ。
今年の7月のコンサートの後に貰ったシギスヴァルト・クイケンのサイン。
気に入った額がようやく . . . 本文を読む
カミさんが花が好きなので玄関先であれこれ丹精しているのだが、今年はビオラを3つずつ、同じ鉢に植えてみた(左がカミさん、右が私)。
今は隙間が見えるが、これから少しずつ大きくなって、春にはこんもり花をつけるはず。
家に入りがけ、多肉の鉢をふと見ると、ショウリョウバッタ。
毎年誰かしら居つくのだが、名前はいつも「バタ子」。
紅葉とは違うが、バッタの擬態にも秋を感じる玄関先。 . . . 本文を読む
神保町界隈には味のある珈琲屋が多い。
お気に入りは、カリーライスの「エチオピア」並びの「古瀬戸珈琲店」と、明治大学の裏手にある「Piano Forte」。いずれも淹れたてで香り高い珈琲が楽しめる、極上の空間。
「古瀬戸珈琲店」の壁に並ぶカップのコレクションは圧巻で、カウンター席であれば好みのカップを選べる。
もう一方の「Piano Forte」は完全禁煙。
その名が示す通り、壁際に . . . 本文を読む
TOKIA 地下「菊亭」の牡蠣の天ぷら定食。
タイミングが合わないと行列必至、数量限定の牡蠣にありつけないことも多いのだが、この日は運良くカウンターの残り1席に滑り込む。
写真は先月のものだが、次回はもっと大きくなっているに違いない。それがまた楽しみ。
菊亭
千代田区丸の内2-7-3
東京ビル(TOKIA)B1(東京駅からKITTE経由、地下で直結) . . . 本文を読む
宇都宮美術館で開催されていた佐伯祐三展(11月3月で会期は終了。現在は山梨県立美術館に巡回中)。
大阪で新たに開設が予定されている大阪新美術館のコレクションのお披露目展。
わずか30年の生涯を文字通り駆け抜けた佐伯祐三。粗削りかも知れないが、どうにも惹かれてならない画家のひとり。
(佐伯祐三「酒場(オ・カーヴ・ブルー)」1925年、大阪新美術館建設準備室蔵)
(佐伯祐三「運送屋(カミ . . . 本文を読む
カーレド・ホッセイニの A Thousand Splendid Suns (邦題 『千の輝く太陽』)読了。
アフガニスタン出身のホッセイニを読むのは2作目。
ニュースや歴史の勉強で知ることなんて、どれだけ深みのある事実なんだろう・・・。
デビュー作の The Kite Runner (邦題 『君のためなら千回でも』)と同様、彼が自国を描く筆はとてつもなく重く、厳しい。
感動するというより . . . 本文を読む
今日のキス。
小さいのは片栗粉を塗して二度揚げに。
そして大きい2尾を刺身で食べたかった理由がこの煎酒(いりざけ)。
カワハギやキスを刺身で食べる時に醤油だときつ過ぎる・・・と意見が一致したY先輩が、わざわざ届けてくれたもの。
出汁の加減と控えめな梅酢、これぞまさに抜群の塩梅。 . . . 本文を読む
いつもの内房で投げ釣り。
今日はハゼ狙い。岸沿いを脈釣りでやっている方は小さいながらもポツポツと釣れていたのだが、遠目の船道に投げても全く反応なし。
さらに、日曜日というのに漁船の出入りが多く、ライン(PEの0.6号)を2色分ごっそり引っかけられたところでギブアップ。早々に反対側の砂浜へ。
これまでこの時期にキスを狙ったことはなかったのだが、意外にもほぼ投げるたびにキスが上がってくる。 . . . 本文を読む
カワハギ用の竹竿。竹の加工と並行して、エイ革の裏を漉く。
使う道具は恐らく本来の用途とは違うのだろうが、2.0ミリから1.3ミリまでゲージダウン。
リールシートを乗せて仮留めするとこんな感じ。
残るはもう1箇所。地道な作業だが地味に楽しい。 . . . 本文を読む
神保町「エチオピア」のカリーライス。
30倍(チキン)、
40倍(ビーフ)
と来て、何となく先が見えた気がしたので一気に70倍(チキン)。
(冒頭の写真)
結論から言うと、20倍から30倍辺りが本来のスパイスの味と香りが楽しめる限界のような気がする。
70倍も普通に食べはしたが、40倍から先は辛さだけが極端に突出するので、せっかくのスパイスが台無し(あくまでも個人的な見解)。 . . . 本文を読む
今年も我が家に冬がやって来た。
福井「えがわ」の水ようかん。
最近は銀座一丁目のアンテナショップで買えるようになり、しかもミニサイズなので人にあげても喜ばれる。
毎年のことだが、これを食べるといよいよ冬が来るなぁと実感する。
(有)えがわ
福井県福井市照手3丁目6-14 . . . 本文を読む