何だか最近、ここがいったい何のブログか分からなくなりつつありますが、本家はロッドビルド。平日の夜に少しずつ作業をしまして、グリップ部分が完成しました。
フロントグリップは、右手を下から添えてコマセを振ることを考え、少し長めの20cm(Fuji製)。リアグリップは、以前組んだカワハギ竿と同じく、長さを25cmとしました。マタギのシェイプ済のものを5cmカットしています。
組みながら思ったのです . . . 本文を読む
渋谷にクレーを観に行った帰りに、以前から行ってみたかったバー「コレオス」に寄りました。(上のロゴの画像は、コレオスのホームページからお借りしました。)
この店はもともと渋谷109のビルの中にあって(その時の店名は「コレヒオ」)、アクセスが良いので待ち合わせにここを指定すると、大抵の人が「そんなところにバーがあるの?」と言われたものです。
3、4年前でしょうか、センター街寄りのところに移転した . . . 本文を読む
渋谷のBunkamuraで開催されている「ピカソとクレーの生きた時代」展に行ってきました。
これはドイツのデュッセルドルフにあるノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の所蔵品を紹介するものです。デュッセルドルフは出張で何度か訪れましたが、いつも会議や宿泊するだけで、残念ながら観光する機会は一度もありませんでした。今回はこの美術館が改修工事で休館することに伴って巡回が決まったようです。
会 . . . 本文を読む
今日は近場に出張だったのですが、ここ何回か行くたびにお土産に買っているお菓子があります。
新幹線の駅の改札の近くで店番をしていたおばちゃんに聞いて買ってみたのですが、これがとても美味しいのです。名前は「那須の月」。外側はふんわりとしたカステラ生地、餡はカスタードクリームです。
何となく、いつかどこかで頂いたお土産に似ているような気もするのですが、そんなことはこの際どうでもよし。家に持ち帰 . . . 本文を読む
以前から気になっていたCDですが、ようやく聴くことが出来ました。
確かHMVかタワーレコードかの店頭であるのを見たことがあって、その時は買わなかったのですが、何故かずっと気になっていました。バッハの無伴奏チェロ組曲をバリトンサックスで演奏したCDです。(演奏者はHenk van Twillertというオランダ人です。)
実際に聴いてみた感想ですが、バリトンサックスの音域は、多分原曲のチェロに . . . 本文を読む
フェルールがピンを咥える部分の長さを考慮せずにカーボンパイプを突っ込んでしまうという大失態に、晩メシも喉を通らず(ホンマかいな)悶々と過ごしていた昨晩、このお方からコメントを頂きました。
「ダメ元でリールシートを10分ぐらい煮てみては?」
早朝マズメ時の釣り場で、前夜の二日酔いを引きずりながら横から関西弁でボヤいて釣りの邪魔をしたり、一緒に飲んだ帰りに駅の改札口で、酔っ払って全く反対方向のホ . . . 本文を読む
リールシートを接着したのですが、見事にミスってしまいました。
今回使うリールシートは、ブランクをフェルールで繋ぐようになっているのですが、ブランクとフェルールの接着、それからトップガイドの接着も終わったので、他方リールシートとカーボンパイプを接着すれば、今日はガイドセッティングの検討が出来ると楽しみにしていました。
ところが今朝起きてフェルールをリールシートに繋ごうとすると、フェルールのオス . . . 本文を読む
バーに行く楽しみは人それぞれですが、バーのカウンターはバーテンダーさんにとって言わば舞台。その所作を眺めつつお酒を楽しむのもまた乙なものです。
恵比寿駅の東口、坂を下りたところの五差路から少し入ったところにこのバー、Brown Jugはあります。このお店を初めて訪れたのはもう10年くらい前になるでしょうか。頻繁に通ったり間が空いたり色々ですが、それでもいつ訪れても昨日来たばかりのように寛げる、 . . . 本文を読む
ここはコアテープでかさ上げの節を作り、接着するだけです。
今回買ってきたのはFujiのシェイプ済みのもの。フェルール側のところに加工がしてあり、フェルールのオス部分がぴったり納まるようになっています。長さは20cm。ちょっと長めですが、いかにも船竿という感じですね。
一息にワインディングチェックまで接着しましたが、考えてみればガイドのリングはゴールドだったので、ここをゴールドにしても面白かっ . . . 本文を読む
パーツも揃いつつありますので、そろそろ組み始めます。
どこから手をつけようか思案したのですが、やはり最初にグリップ周りを終わらせないと落ち着かないので、まずはブランクとフェルールの接着から始めることにしました。
ブランクがフェルールの内側におさまる部分の長さは約9cm。今回のロッドではこの部分に最も負荷が掛かることから、少しでも接着面を多くするために、タコ糸を使い、らせん状に9cmの長さいっ . . . 本文を読む
長い間大事に仕舞ってあって、まだ封を切っていないボトルがあります。
あるバーが毎年その店の周年記念ボトルを出しているのですが、ここにあるのはその5周年記念ボトル。スコットランド中西部にあるマル島というところにある蒸留所のシングルモルトで、レダイグ、またの名前をトバモリーと言います。カスクストレングス(蒸留したあと加水をしていないタイプ)で、アルコール度数は60.9度あります。
写真には写 . . . 本文を読む
以前も申し上げた通り、我が家ではバレンタインデーというのは家族みんなでチョコレートを食べる口実でしかありませんで、昨日会社で貰った義理チョコや家族から貰ったものも含め、今日は朝からチョコレートばかりを食べています。
今年のヒットはこちら。
マダムセツコの「季節の花チョコレート」。チョコレートの中身は洋酒を使ったガナッシュ、外側にはチョコレートでお花の絵が描かれています。この絵が本当に繊細 . . . 本文を読む
この言葉以外、このバーに似合う言葉を思い付きません。
これまで何度か来た時は大人数だったのですが、
今日は一人。
幸いカウンターも空いています。
正面の壁にはレンブラントの複製画。
控え目に並ぶボトルたち。
ゆったりとした時間と空間。
初めてお話したとは思えない、
バーテンダーさんとの絶妙な距離感。
バッハのシャコンヌを聴きながら、
気付けば日付が変わっています。
. . . 本文を読む
次はライトタックル用のロッドを組むと言いましたが、少し気になることがありました。
それはロッドの長さです。色々と調べてみると、ライトタックルでコマセビシを使う場合、ビシから下の仕掛けだけでも2~3mの長さがあるのですが、一方で今回使おうと思っているブランクは長さが5'6"。どう見積もっても、長い仕掛けの扱いが面倒な気がしてきました。
そこで、リールシートをフェルール脱着式のものにすることを思 . . . 本文を読む
ここのところ、レイモンド・チャンドラーの初期の作品、『さらば愛しき女よ』を読んでいます。
チャンドラーは一昨年『ロング・グッドバイ』を読んでいたく新鮮な気分になったのですが、最近続けてハメットのハードボイルド小説を読んでみて、つくづくこのジャンルが自分の好みに合う気がしたものですから、チャンドラーの方も少し読み込んでみたいと思った次第です。
実はまだ最後まで読んでいないのですが、どうしてもご . . . 本文を読む