L字型ファスナー付きコインケースの試作、第二弾。
構造は同じだが縦横の寸法を少し変えたのと、マチ側は外革を薄皮一枚残して裏を漉き、折り返して縫ってある。
しかし、相変わらずファスナーは鬼門で、90度曲がるところがどうしても上手くいかん
まだまだ課題が多いなぁ・・・ . . . 本文を読む
自分で使ったり友だちに使ってもらったりしているなかで、作り直したいと思わない物はひとつもない。
コインケースもその一つ。初めて縫ったのは5年ほど前で、その後いくつか微修正を試したものの、構造上どうしても密閉性に欠ける。そこで今回はファスナーを使ってみた。
光の加減で黒っぽく見えるが、先日の定期入れと同じくバーガンディのコードバン。
紙を切ったり貼ったり折り曲げたりして裁断パ . . . 本文を読む
またまた随分と間があいてしまったが、2本買った(何年前だろう?) Orvis のパックロッドのうち、グリップだけつけて放置していた6フィート(3ピース)にガイドを巻く。
今回は忘れずに全てのスレッドにカラープリザーバーを塗り、あとはコーティングをすれば完成 . . . 本文を読む
普段は行き帰りの電車でしか本を読まないのだが、このところいくつか理由が重なって、平日の夜や休日、本読みに充てる時間が増えている。
R. J. Palacio の Wonder というこの本。顔に障害を持つ男の子が10歳になって初めて学校に行く。そのストーリーが本人は勿論、家族や友だちそれぞれの視点で語られるのだが、それが何かとひと言で軽く言い表すにはあまりにももったいない。
"When gi . . . 本文を読む
Anthony Doerr の All the Light We Cannot See 読了。
第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツによるフランス侵攻から、連合国軍のノルマンディー上陸作戦の頃。ドイツ軍兵士(少年)と盲目のフランス人少女の不思議な邂逅を描く。
いくつもの年代の出来事が飛び飛びに描かれるので、決して読みやすい本ではないのだが、何よりもまず文章が美しい。言わばよくできた短編集のよう . . . 本文を読む
ここしばらく色々なことが重なって、結局このGW中は一度も釣りに行かず、買い物に出る以外は家に引きこもって革を弄る日々。
刃先が丸い「丸包丁」は革の裏漉き用。
そしてこの定期入れの写真。
左のバーガンディが今回初めて試したコードバン。縫い代部分の裏を漉くことで、少しふっくらとした仕上がりに(なっている気がする )。
青のペンケースは厚手の山羊革。
これまでは薄手の革 . . . 本文を読む