私のなかで薯蕷(じょうよ)饅頭と言えばまずこれ。
何だ饅頭か、と思うなかれ。
これぞまさに、先人の知恵と工夫の結晶です。
この1週間出張で海外に行っていたのですが、帰って来て真っ先に買いに走るのがお饅頭とは、我ながら何ともはや・・・(以下略)
塩瀬総本家
中央区明石町7-14 . . . 本文を読む
この本を買ったのは1年以上も前のことですが、何となくずっと横に置いていて、読み始めたのは去年の11月頃だったでしょうか。
カズオ・イシグロの名前は以前から知っていましたが、読んだのは今回が初めてです。
英語はとても分かりやすく、同じ文章のなかで一度読んでまた前に戻って、という必要はありません。文章の始めから(前から)順々にすんなりと頭に入ってきます。
ストーリーの展開は、現在と過去、そして . . . 本文を読む
年末に某所で義理で買わされたフルーツロールケーキが想像以上に不味かったので、どこかで一度まともなものを食べたいと思っていました。
最近はコンビニのロールケーキもとてもレベルが高いですし、思いついたらいつでも買えるのはとても有難いですが、こういうフルーツがゴロゴロ入ったやつはなかなか見かけないですね。
このKIHACHIのロールケーキは、スポンジはやや固めですが、それはフルーツやクリームを . . . 本文を読む
岩手県は盛岡の「あさ開」。
「あさびらき」とは「漕ぎ出でる」にかかる枕詞だそうで、調べてみると万葉集に、
朝開き 漕ぎ出て我れは 由良の崎 釣りする海人を 見て帰り来む(柿本人麻呂)
世間を 何に譬へむ 朝びらき 漕ぎ去にし船の 跡なきがごと(沙弥満誓)
こういう歌があるそうです。
このお酒は、先日友人が「一ノ蔵」を買ってくれたのと同じ震災復興フェアがその翌日私の職場のあるビルでも . . . 本文を読む
カフェ・ツィマーマンという古楽器演奏集団を知ってそのCDを買ったのはこの時とこの時でしたが、最近になってこれらのシリーズの続編が出ていることを知りました。
これは第5集ですが、この後に第6集が出て、このシリーズは完結。私は既に第1集~4集までを持っていたのでバラで買いましたが、今ではこの全6集のCDがセットで出ており、こちらの方が断然お得です。
Johann Sebastian Bach:さ . . . 本文を読む
福島県は喜多方の、夢心酒造。
「奈良萬」という名前は時々目にするので知っていましたが、このお酒を購入した酒屋の店主曰く「大人の青リンゴジュース」。
封を開けると、いきなり立ち上る清々しい香り。フレッシュ。それ以外に表現できない香りです。
味は、生原酒特有のどっしりとした飲み口。食べ物と合わせるというよりも、お酒自体を真正面で味わう感じ。
ここ数 . . . 本文を読む
ビル・エヴァンスは、ジャズを全く知らない私でもその名前を知っているピアニスト。
昨年の初め、まだ寒い頃に北九州の小倉に行った時、立ち寄ったバーで伺ったお話を覚えていて、東京に戻ってすぐに買ったCDです。
バーテンダーの森さんとはこの時初めてお会いしたのですが、一期一会とはまさにこのこと。他にお客さんがいなかったこともあり、次から次へと色々な話に花が咲きました。
森さんがその場所でバーを . . . 本文を読む
モーツァルトのオペラ「魔笛」、初ブルーレイです。
ブルーレイというのが一体どういう構造と理屈の代物なのか全く知らずにブルーレイ・レコーダーを買い、どうせならそれらしいものをと買ったのがこのディスク。
再生して、驚きました。
これまで私が昔の映画のDVDばかり観ていたから余計にそう感じるのかも知れませんが、圧倒的に映像が綺麗です。このディスクは英国ロイヤルオペラのコヴェント・ガーデンでのライ . . . 本文を読む
江戸和竿の本流と言えば、東作。
その四代目東作の高弟たち、いわゆる「東作二十七人衆」の一人、東光のカワハギ竿です。
(作者を示す焼印。クリックすると大きくなります。)
何故?と訊かれてもひと言で答えるのが難しいのですが、どうしても手元に置いて、眺めて、使ってみたくて買いました。
買ったのは上野の稲荷町にある東作本店。勿論、誂えの竿などは買えませんが、夏頃からセールになっているのをずっとチ . . . 本文を読む
本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
この年末年始は釣りにも行かず、家でのんびりと過ごしています。
年末は珍しく家の掃除や部屋の片づけ等をしていたのですが、気になっていたところをひと通り全て綺麗にした上でのお正月。
おせち料理をつまみながら一献、また一献。
こうして穏やかに新年を迎えることが出来るのは本当にありがたいことです。
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