先週の台風の後、玄関先を掃いていたカミさんが「銀杏の葉っぱが落ちてたよ」と言う。この近くに銀杏の木はないので「珍しいね、どこからか飛んで来たんだね」と私。
職場の周りには銀杏の木が多く、風に枯葉の匂いを感じる季節になってきた。少しずつ冷え込む朝夕も、霜降の候と言われればそんな気もする。
そうして水が冷たくなると、福井の水ようかんの季節。本当は11/1から発売のはずだが、なぜだか先週末、近所の . . . 本文を読む
「何十年も毎朝髭を剃っていたら、誰でも何かしら得るものがある（"No man can shave every morning for twenty or thirty years without learning something."）」と言ったのはイギリスの随筆家ロバート・リンド（Robert Lynd, 1879-1949）だが、釣りも長年やっていると色々と思うことがある。
釣りだから釣 . . . 本文を読む
E. S. ガードナー（A. A. フェア）の Cool & Lam シリーズ第15作、Beware the Curves（1956年）読了（邦題『曲線美にご用心』）。
今回の依頼人はアンセルと名乗る男。彼が探して欲しいと言った人物はカール・エンディコットと言い、実は6年前に殺されていたのだが、真犯人が見つからず迷宮入り。未亡人に話を聞くと、何となく裏がありそうで胡散臭い。と思ったら、当のアン . . . 本文を読む
乗換駅に隣接するデパ地下のお菓子売り場は、恐らく通勤経路と同じくらい頻繁に通っている場所だが、時々気付かずに見過ごしているお菓子がある。
最近では「シーキューブ」のキャラメルナッツウィッチがそれ。カミさんの大阪出張のお土産で知ったのだが、アンリ・シャルパンティエと同じ系列のお菓子屋さんで、この時期限定なのだとか。
両側にアーモンド、真ん中にクルミとヘーゼルナッツ。それがキャラメルとバニラ . . . 本文を読む
その昔、日本橋の三越の先にカレー屋があった。
正式な店名はよく分からず、古びた二階建ての小さなビルの外壁に蔦が絡まっていたことから、みな「蔦カレー」と呼んでいた。
ここの激辛カレーを食べ、「ミカド」のモカソフトを食べながら三越の前の横断歩道を渡って会社に戻るのがいつものルートだった。
その店が閉店してはや10年。意外なところで復刻版が出ていると聞いた。
常時あるメニューではなく、日替わり . . . 本文を読む
E. S. ガードナー（A. A. フェア）の Cool & Lam シリーズ第14作、Some Women Won't Wait（1953年）読了（邦題『女は待たぬ』）。
今回の舞台はホノルル。依頼人のビックネルは実業家で、生前彼のパートナーだったウッドフォードの未亡人ミリアムがかの地でトラブっているから、ハワイ行きの客船に一緒に乗れと言う。ビックネルが依頼したのはクール女史一人だったのだが . . . 本文を読む
先週初めて縫ったバックルタイプのベルト。
ちょうど手持ちの時計もベルトを新調しようと思っていたところだったので、練習がてら試してみた。
バックルを買ってきて、まずはそのまま今のベルトに付け替えてみると、なるほどセンターの位置が全く違う。
寸法を採り直し、順調に縫いあげたのだが、最後の最後で大失敗。バックルを固定する穴を開ける時、間違って寸足らずに･･･ 😥
結局これはこういうデザイン . . . 本文を読む
子供の頃は苦手で、歳とともに食べられるようになったものがいくつかある。チーズもその一つ。
今も青いカビが生えたのは無理だが、ピザやお菓子に入っているのはOKで、そうなった自分に感謝したい（なんのこっちゃ）。
でなければ、この「湘南チーズパイ」の美味しさは分からなかっただろう。
生地に練り込まれているのはエダムチーズ。ひと口目はそれほど印象に残らないのだが、もうひと口、さらにもうひと口と . . . 本文を読む
日頃からあれこれポチっとやっているので知らぬ間にたまっていたクロネコポイント。
小さな2台が揃ってあと1台！と思っていた矢先に必要ポイント数が大幅にアップ💢
大人げないがやや意地になってため続けた結果、ようやく3台揃い踏み。
スライドドアもちゃんと開くんだよ!! って、近所の子供たちに自慢したらバカにされるだろうなぁ･･･ . . . 本文を読む
今年の春にカミさんの実家に行った時、お姉さんから「腕時計のベルト、直してもらえる？」と頼まれた。
娘さん（私から見たら姪っ子）からのプレゼントで、ずっと大切に使ってきたのだが、革のベルトがヘタってしまったという。先週、気に入った革が見つかったからと現物と一緒に送られて来たので、ちゃちゃっと取り掛かる。
まずはいったん全てバラし、金具類を綺麗に掃除。
送られてきたオイルレザ . . . 本文を読む
昨日のワカサギ。
ザルにあけた上から塩を振り、軽く揉んでは水洗い。これを何度か繰り返したら、1尾ずつ下顎をお尻に向けて引っ張り、エラと内臓を引きちぎる。水で綺麗に洗えば下ごしらえは完了。
･･･とやることは簡単なのだが、なんせ151尾。途中で休憩したりカミさんを迎えに行ったりしながら、結局全て終えるのに2時間半。腹側を下にしてザルに立て、ラップをして冷蔵庫へ。
明けて今日、唐揚げと南蛮 . . . 本文を読む
年に一度の会社の公休＝平日に大手を振って釣りに行ける日。
同僚のＩ先輩と山中湖でワカサギ。晴天よりも曇天や小雨の方がよく釣れると聞いてはいたが、結果から見ればその通り
昨年買った電動リールに加え、今年はさらに新兵器を投入（写真左）。
これで色が黄色で頭がついていたらお風呂に浮かべるヒヨコさんだが、水面に浮かべ湖底に向けて発信した電波をWiFiで飛ばし、スマホの画面で見る。すなわち . . . 本文を読む
色々なことを次から次へと忘れる一方で、一度耳に残ったフレーズがどうにも抜けず、気づくと仕事中に鼻歌か、ひょっとしたらいま口ずさんでいたかもと、向かいの同僚にこっそり尋ねる始末。まるで西武の優勝記念セールで松崎しげるの歌が頭から離れないのにも似て（あ、いや、わかる人だけでいいです ）
このところ、これがそれ。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番の冒頭部分。弱音で揺れるような弦の前奏が2小節、その後ピ . . . 本文を読む
