いやぁ、参りました。
会社から帰る電車の中で、思わず唸ってしまいました。読んでいたのは、カルロス・ルイス・サフォンという作家の The Shadow of the Wind (邦訳のタイトルは『風の影』)という本。
東京住まいの哀しさで、行き帰りの通勤電車はまさに通勤地獄。新聞や本を読むこともままならないことが多いのですが、それでも本好きとしては少しでも空間を見つけながら本を読みたいと思うもの . . . 本文を読む
1/2ピースの継ぎ目部分に、補強のためのスレッドを巻きました。
この部分だけはいつもガイドラップとは別工程で行うようにしています。ガイドラップと一緒に一気にやる方法もあるのですが、端面の仕上げに他の部分とは違った神経を遣うので、いつの頃からかここだけ別に作業するようになりました。
補強の意味からはギリギリまでスレッドを巻いてコーティングを被せたいのですが、色々と試してみた結果、スレッドは本当の . . . 本文を読む
以前から欲しかった道具を手に入れました。
スレッドを切る時に使う鋏で、安来鋼(やすきはがね)の青紙、手打ちの職人技が光る逸品です。調子に乗って銘まで入れて頂きました。
ガイドラップの後、抜き輪を使ってスレッドの端を引き抜きますが、その処理については先日皆さんに色々教えて頂きました(*)。それはそれで試してみようと思っているのですが、一方でヘンコツというか保守的というか、自分のやり方で綺麗に . . . 本文を読む
飾り巻き部分にコーティングをしました。
メインで使っているのはNCPの#50コバルトブルーですが、それでもコーティングをすると色が少し沈んで落ち着いた印象になるような気がします。写真だと赤のプリズマスレッドが案外目立ちますが、実物はもう少しくすんだ風合いです。
ところで今回の飾り巻きも「留め巻きの恐怖」に打ち勝てませんでした。
留め巻きというのは無論、飾り巻きを巻いた後の両端のパイプ巻きです . . . 本文を読む
バット部に飾り巻きをしました。
考えてみると、随分久しぶりに飾り巻きをやったような気がするのですが、そのせいかどうか、いまいち勘が戻らなくて、出だしで少し苦労しました。飾り巻きの出来不出来は最初のマーキングと基準となるクロスにあると思っているのですが、珍しくその工程が何だか面倒に感じられて、自分でもちょっと驚いてしまいました。
巻き始めると何のことはない、模様が出来上がっていくのが楽しくもあり . . . 本文を読む
ハイボールも5杯目となると、さすがに手元がかなり怪しくなります。
今日の収穫、雑誌『酒とつまみ』。
特集「記憶にございません!!」
酒に酔って記憶をなくした経験では人後に落ちない自信がありますが、それを特集にする雑誌って…。
真面目なのか不真面目なのか皆目分からないのであります。
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久しぶりにコンサートに行ってきました。
ソプラノ・サキソフォンの演奏会で、曲は全てバッハ(父子)の作品。
詳細は日を改めて書こうと思いますが、一言で言って、痺れました。
サックスの豊かな表現力、音色の幅広さ、確かな技術に裏打ちされた即興の数々、久々に堪能しました。
今夜はよく眠れそうです。
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2回目のコーティングが終わりました。
久しぶりのコーティングだったので緊張しましたが、ですがやはりこの緊張感は、一発真剣勝負という感じで、なかなか良いものですね。肝心の仕上がりですが、お天気が安定していたこともありよく乾いてくれました。ガイドの個数が多くて少し雑になってしまったかなというところもあったのですが、仕上がりを見るとまあまあ、こんなものでしょう。
最近だんだんと無精になって今回も2回 . . . 本文を読む
随分時間があいてしまいましたが、先に巻いたガイドラップのコーティングをしています。
この連休はずっと穏やかな天気で湿度も低く、コーティングには絶好の日和でした。日中は色々と雑用があったり机の周りを片付けるのが面倒だったりで、コーティングに取り掛かったのは昨日の夕方でした。
写真はその1回目のコーティングが終わったところですが、案の定ガイドフットを巻いた箇所はコーティングが引けて、スレッドの糸目 . . . 本文を読む
漱石全集
2007年02月11日 | 本
久しぶりに漱石を読んでいます。
初めて真面目に漱石を読んだのは中学か高校の国語の教科書に『こころ』が載っていたからだと思いますが、少し大人になりかけたその年頃の私にとって漱石は難しすぎ、けれどそれを読むことによってちょっと背伸びをしているような、そんな新鮮な気分があったことを覚えています。
本というのはそれに出合った時の年齢や精神状態によって受ける印象が異なるものですが、私は最初に読んだのがそ . . . 本文を読む
久々に物欲が掻き立てられました。
アメリカの老舗ブランドFin-NorのOffshore用スピニングです。
販売店のHPにある能書きが振るっていて、
A massive dual drag system provides up to 60 pounds of lock-down pressure and dissipates heat during the longest offshore . . . 本文を読む
・・・と言っても、リールやロッドではありません。新調したのは眼鏡です。
私の眼鏡との付き合いはもう30年近くになりますが、一度作ると結構な年数使い続けるので、今までの眼鏡を指折り数えることが出来るような気がします。中学・高校というと誰もが格好にこだわる時期なのでしょうが、私の場合、学校の校則(拘束とも言う)が厳しく休日も制服制帽を強いられていましたので、気付けば服装やお洒落とは全く無縁の人間が出 . . . 本文を読む