Andy Weir の The Martian 読了。
映画 『オデッセイ』 の原作であるこの本。
主人公のワトニーの、度重なる困難に直面しても決して失わないガッツとユーモアの精神。そしてクライマックスの、圧倒的なスピード感の一方でコマ送りのように描写される救出劇。
久々に夢中で読んだ
これが映画でどんな風に描写されるのか興味津々
Andy Weir,
The Martian
(B . . . 本文を読む
どら焼きの「うさぎや」は店が3つあるのだが、同じ製品を別々の場所で売っているのではなく、それぞれが独立したお店。
どら焼きも、見た目はそれほど変わらず餡の作りや味も似ているのだが、決定的に違うのはその皮で、日本橋、上野広小路、阿佐ヶ谷の順に柔らか→もっちり。
どれが好みかは完全に趣味の問題だが、いずれも突出して美味いのは私なんぞが言うまでもなく、食べる度に頭が下がる思いがする。
う . . . 本文を読む
東十条の「黒松」。
東京でどら焼きといえば必ず名前が挙がるこのお店。これまで訪ねるたびに長蛇の列だったのだが、これもありがたい藁しべ繋がりで奇跡の邂逅。
黒糖と蜂蜜たっぷりの皮は、もっちりではなくふんわり。餡ももちろん出来が良いが、皮だけひと口食べてもわかる素性の良さ。
甘すぎると感じる向きもあろうが、混じりっけのない純粋な甘さは、果物のそれと同様、あと口の切れが速く、清々しいことこの上な . . . 本文を読む
人もモノも、とかくこの世は何かと繋がりの世界だと思うのだが、先週もそんな藁しべのような繋がりで再会した「翠江堂」の苺大福。
季節によっては2個入ることもあるのだが、瑞々しい苺と肉薄のこし餡、そしてふかふかに柔らかいお餅。
色々他を食べても必ずここに戻る、私にとっては原点のような味。
御菓子司 翠江堂
中央区新川2-17-13 . . . 本文を読む
ひと口に学生の街と言っても、人によって思い浮かべる場所は様々だろうが、私の場合、通勤の沿線にある江古田という街はその一つ。
日芸(日本大学芸術学部)を右手に見ながら、北にしばらく歩いた住宅街にあるのがこの「麺や金時」。
清潔感あふれる店内、クリーンな空気の下で香味豊かな汁なし担々麺を食べると、花粉症の鼻も通ってすっきり爽快な帰り道。
麺や金時
練馬区小竹町1-2-7 . . . 本文を読む
いつものメンバーで管理釣り場。
魚には袖にされたが、かつお節効果でこの子とは仲良しに
珈琲を淹れて一服した後は、行田(ぎょうだ)名物のフライを初体験。
B級グルメなんて誰が言った?
最高の日曜日に感謝 . . . 本文を読む
バッハゆかりの聖トーマス教会合唱団とライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で「マタイ受難曲」を聴く (3/9サントリーホール)。
特にその弦(楽器)の音色と響きは独特で、そこに少年たちの合唱が加わると、あたかもホール全体が鳴っているかのような、上から下まですさまじくメロウな響き。
キリストの受難をなぜ 「苦く辛く、けれど甘美」 と表現するのか、少しだけ分かったような気がする。
休憩をはさん . . . 本文を読む
乃木坂の国立新美術館で開催中の 「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」。
何度見ても心揺さぶられるエル・グレコに、彼の思考と目線の軌跡が辿れるかのようなセザンヌ。フランスの平地とは違った空気のなかで独自に研がれたセガンティーニの鋭角的なタッチ。そして頭、首、肩、腕と目が辿るうちに力が抜けてくるようなモディリアーニ。
(エル・グレコ「受胎告知」1590-1603年頃)
. . . 本文を読む
昨年の秋口から年明けにかけて、家族のうち私を含め3人がそれぞれ受けた試験に合格。
お祝いをしようねと言いながらインフルエンザになる人がいたり食材(焼きあなご)が手に入らなかったりで延びに延び、この週末ようやく実現。
飾ったのはその名も「彩り昆布」。とある姫からの素敵なお祝いの品。
因みに真っ赤な煮魚を盛りたいと買ったこの器。
今シーズンは行けるかなぁ・・・ . . . 本文を読む
曙橋にいちご大福の元祖の店があると聞いてはや数年。
場所的になかなか寄りにくいのでずっと宿題になっていたのだが、実はその支店のひとつが私の昼飯周遊コースにあることを知る。
そこは支店というよりも販売所という感じで、これまで何度も前を通っているのに全く気付かなかった。
白がつぶ餡、赤がこし餡。ひしゃげて見えるのは持ちあげた私の指の跡。つまりそれくらいふわふわで、なかのイチゴも甘くて瑞々しい。 . . . 本文を読む