東京駅の八重洲口を出てすぐ、その名も「八重洲大飯店」。その鶏煮込みソバ(通称「とりソバ」)は、二日酔いの昼は勿論、少し疲れて胃が弱った時など、これまで何度お世話になったか分からない、安らぎの味。
土鍋にたっぷり入ったとりソバに、お茶碗山盛りの炒飯、そして杏仁豆腐。
帰り道に大丸でどら焼きか芋きんでも買って帰れば、めでたくフルコースが完結。
八重洲大飯店
中央区日本橋3-3-2
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所詮人の世は人と接することによって成り立っていて、良くも悪くもそこからは逃れられないもの。そんなことを考えた1冊。
英国人ハロルド・フライ氏による、現代の巡礼。それは "(it) was also his journey to accept the strangeness of others" であり、"Harold could no longer pass a stranger withou . . . 本文を読む
このところの夏の陽気にふさわしいブルーボトル。
清々しいその飲み口は、勿論食事と合わせても旨いけれど、風呂からあがって料理ができるまでの間につい飲みたくなる。
今宵は昨日釣ってきたキスのフライと合わせて。
豊島屋酒造
東村山市久米川町3-14-1 . . . 本文を読む
久々のキス@東京湾。
朝の出船時は肌寒かったものの、時間とともに暖かくなり、青空もちらほら。海も凪良く、絶好の釣り日和。
浦安から東京湾をひたすら南下し、釣りの場は木更津沖。某君津製鐵所のすぐ目の前、渡船で有名な沖堤との間、水深何と5メートル。
半信半疑で仕掛けを入れると、朝一からバリバリ食いが立ち、忙しいことこの上なし。結局最後の最後に中の瀬にまわったひと流し以外は、終日 . . . 本文を読む
今宵は上野広小路にある焼鳥「鳥恵」。
前菜から始まって、サラダ、レバーパテ、鴨肉。
そして串が5本。
合間にポテサラとつくねを追加。
最後に鶏ガラスープの梅茶漬け、そして自家製ヨーグルト(ずんだ乗せ)。
日本酒も押さえるところを押さえたラインナップで、料理ともども、いつもながらの満足感。
鳥恵 上野広小路店
文京区湯島3-40-8 栗 . . . 本文を読む
はしご(橋悟)の担々麺(だんだんめん)。銀座のこの界隈は、今はなきル・ヴェール、保志さんとリトルスミス、そして道を渡ればテンダー、日本酒では庫裏と、好きなBarが並ぶ一帯。
しかしこの橋悟はこれまで全くノーマーク。正確に言うと、名前は聞いたことがあったものの閉店したとの噂・・・だったのだが、ひょんなことから先達のりょうきちさんに教えていただき、念願の訪問となった次第。
湯島の阿吽、池袋ESOL . . . 本文を読む
この週末東京に遊びに来ていた母親のお土産、下村商店の焼きあなご。
子供の頃に比べたらびっくりするくらいの値段になったけれど、東京に居てはまず食べられない懐かしい味。落とした頭を使ってつゆを作り、今宵はこれからあなご丼。 . . . 本文を読む
今週のお昼。久しぶりに毎日ちゃんとご飯を食べたは良いが、
(月)激辛カレー
(火)激辛麻婆豆腐
(水)やや辛カレー
(木)ちょい辛カレー
(金)激辛カレー
その合間に、日本酒会はあるは締めのラーメンは食べるは、もう散々。
特に(月)と(金)は同じお店で、日本橋にある「紅花」。通称「壺カレー」と呼ばれるチキンカレーは、ここでしか味わえない貴重な味。月曜日に社外の友だちと食べたことを同僚に話し . . . 本文を読む
今宵の日本酒会は、秋田の銘酒「雪の茅舎」。
文字通り、雪に埋もれた茅葺屋根の農家に由来するネーミング。大吟醸や吟醸酒のみならず、山廃仕込や本醸造酒に至るまで、どこか1本筋の通った、非常に綺麗で品のある味わいでした。
お酒だけでなく、お酒を通してまた知り合えた方もおられ、あまりにも楽しかったせいか食べ物の写真はほぼ全て手ブレでボツ
ところ . . . 本文を読む
有楽町のビックカメラの地下にある「小洞天」。以前は日本橋、そして職場が丸の内に移ってからはこの有楽町と、変わらずリピートしてしまうお店。
お昼のセットはどれも魅力的だが、私はたいていこの担々麺セット。担々麺は普通サイズ、それに名物のシュウマイが2個、そしてご飯。担々麺は辛みを抑え、胡麻の風味豊かでマイルドな味わい。
他にも麺類のサイズがハーフで肉まんとのセットとか、勿論シュウマイの追加もOK。 . . . 本文を読む
久しぶりに家族が食事時に揃った夜、ご近所中華。
決して特別な材料を使っている訳ではないけれど、それぞれの素材と料理のベストの活かし方を狙っているのがよく分かる、とても誠実な味。味が薄いとかインパクトに欠けると感じる向きもあろうが、それは素材を食べているのではなく味付けを食べているからでは?(とは全くの個人的な独断と偏見)
胡瓜の辛味和え
四川麻婆豆腐
玉子と豚肉とキクラゲ炒め
豚 . . . 本文を読む
バッハの「マタイ受難曲」。カール・リヒター指揮、ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団の演奏。
これまでCDは持っていましたが、歌詞を字幕で見ながら通して聴いたのは初めてです。DVDで2枚、長大な受難曲(正確には、新約聖書の「マタイによる福音書」を元にしたキリストの受難の物語)ですが、見始めると途中でやめることなど到底無理。
Amazonのサイトでは日本語字幕のバージョンが出ていますが、HMVの . . . 本文を読む
東京に住むようになってもうすぐ20年。
その間、良い時も悪い時も、常に一定の距離感で変わらず支えてくれた先輩二人(ともに社外の方)。お一人は私と同世代(少しだけお姉さん)、つまり初めて会った時はまだ20代でお互いやんちゃ盛り。もうお一人はその間に社長を経て今は引退され、悠々自適。
私は兄弟も居ないし親も遠く離れて暮らしているけれど、会いたくなるといつでも会えて、いつも変わらず私のバカ話で笑っ . . . 本文を読む
食生活とか、昼休みとか、そんな言葉が微塵も感じられなかった今日のこの日。
やや懐かしさを込めてアップするのは、有楽町は交通会館の地下にある中華、その名も「交通飯店」の餃子セット。にんにく抜き(でも手抜きなし)の餃子と、十分に普通サイズの半チャーハンがセットになった定番。
寡黙な親父さんと息子さん(多分)が鍋を振り、明るいおばちゃんが接客を担当。あれだけのメニューとあれだけの回転の速さ . . . 本文を読む
連休の締めは、カミさんのお供で園芸店に行った帰りに立ち寄った練馬のお蕎麦さん。
店名の「176」はその番地とか。夜の12時まで開いているとは、飲んだ帰りに途中下車して寄ってしまいそう。
もう一つ、駅前の「甘泉庵」というお菓子屋さんの「黒糖ブッセ」。
なかはしっとり粒餡、外は黒糖の風味豊かな蒸しカステラ。初めての食感で、間違いなく次回のお遣い物候補。
蕎麦176
練馬区練馬1-7- . . . 本文を読む