先日 Never Let Me Go を読んだ時、重く哀しいテーマを扱いながらもその文体と語り口には強く惹かれるものがあったので、カズオ・イシグロと言えば私でも知っているこの代表作、『日の名残り』を読んでみました。
舞台は第二次世界大戦後のイギリス。さる貴族に仕える執事(butler)が主人公です。
正確に言うと、彼が長年仕えた貴族は亡くなり、その . . . 本文を読む
管釣りに行って来ました。
昨日(土曜日)の夕方、日曜日は風もなさそうで良いお天気になりそうだなぁと思い、いつもの面々にお誘いメール。場所はFF川越。目的は・・・
後ほどお分かり頂けると思います
突然のお誘いに乗ってくれたのが、FF川越の主(ぬし)にして隊長こと望月さん、そしていつもいつもあちこち連れ回されてくれている同級生のかっしーさん。
年に何回かしか来ないのでいつも所要時間の見当が . . . 本文を読む
既に会期は終わってしまいましたが、Bunkamuraで開催されていた「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。
目玉は勿論、一挙に3点がそろったフェルメールですが、他にも色々なオランダ絵画、特に室内画がたくさん来ており、とても見応えのある展示でした。
その中の1枚。
(ピーテル・デ・ホーホ「室内の女と子供」1658年頃、アムステルダム国立美術館蔵)
こうした室内画の系譜として . . . 本文を読む
ブックカバーを作ってみました。
使った革は、昨年浅草の君塚商店で買った端切れ。赤い方が文庫本サイズ、茶色い方が新書~ペーパーバックサイズです。
こちらが文庫本用で、
見開きの向かって右手の方と
左手の方にそれぞれ文庫本の表紙を差し込むようにしています。
本の厚さに応じた調整はこの左手の革の余ったところを利用し、折り込むと栞のかわりにもなるようにしています。
茶 . . . 本文を読む
先日も一度飲んだこの「来福」。
使われている酒米は、地元の「若水」という種類。
今度のお酒は何と「甘口」。少し見にくいかも知れませんが、日本酒度が「-(マイナス)7」となっています。
けれど、ベシャベシャとして甘ったるいかと言えば、ちゃんと酸の味もして、これがなかなか絶妙のバランス。
食事をしながら飲み続けるにはちょっと個性的過ぎますが、1杯目とか、あるいは食後のデザートワインっ . . . 本文を読む
一部の人たちには「老眼だ」とか「早くらくらくホンにしろ」とか言われているワタシではありますが、スマートフォンを買いました。
実はスマートフォンを使うのは全くの初めてではなく、昨年の10月に娘と韓国に行った時、空港で借りた携帯がSamsungのスマートフォン。しかもそれは娘が持っているのと同じGalaxyというモデルだったので、3日間韓国に居る間に娘に教えて貰いながら、電話やメール、ネットで地図 . . . 本文を読む
日本酒を飲むようになってまだあまり間がない私ですが、その私に日本酒という窓を開かせてくれた一番の先達は、いつも一緒に釣りに行っている、職場のO先輩。
その時のことは以前この記事でも書きましたが、今回は先輩の許可も頂いたので、ここでそのお店をご紹介します。
浅草橋の駅を下りて、歩いて5分くらいでしょうか。昨晩は雨が降っていたので写真は撮らなかったのですが、こじんまりとした間口の、渋い店構えです . . . 本文を読む
先日買い替えたデジカメ用のケースを作ってみました。
使った革は君塚商店で買ったグリーンの端切れ。店頭で色々なデジカメケースを立ち見し、なるべく縫う面を少なくして作りました。
こんな感じでデジカメが入ります。
フタのところはバネホックで留めるようにしました。
(メス側)
(オス側)
側面は長手方向だけ縫っています。
これまで縫ったどの革よりも厚手なので、縫い糸を引 . . . 本文を読む
買ってからもう2週間ほど経ちましたが、デジカメを買い替えました。
これまで使っていたニコンのCoolpixはちょうど4年前に買ったものでしたが、今度買ったのはリコーです。ちょうど新しいモデルと入れ替わりだったようで(店頭からは消えていました)Amazonで16Kでした。
ブログに貼っている写真だと、ちょうどメモパッドの記事辺りからはこのデジカメを使っています。(この記事の写真は携帯で撮ったも . . . 本文を読む
ムラヴィンスキーは私の好きな指揮者の一人ですが、その手兵レニングラード・フィルを率いてモスクワで行った公演のライブ録音を集めたボックスセットがHMVから出ています。
CDは全部で7枚あり、初めの4枚が1965年の録音、残りの3枚が1972年の録音です。
ライブ録音ということもあり隔靴掻痒の感は否めないのですが、それでもレニングラード・フィルの弦楽器の鋭さ、ホルンの柔らかなヴィヴラート、地 . . . 本文を読む
ちょうど1年くらい前に浅草のこちらの店で買った端切れを使いながら色々と試して(というかほとんどが練習台になって )きましたが、そろそろ手持ちが少なくなってきたので買い出しに行ってきました。
私が伺った時はちょうど先客がお二人いらしたので、待たせて頂いている間に改めて棚から棚へ、上から下まで並ぶ革の数々をずっと見させて頂きました。
前回に比べると落ち着いて色々と見たり触ったり出来ましたが、それ . . . 本文を読む
最近、海でスピニングリールを使うのはもっぱらキスの時ですが、手持ちのエアレックス(シマノ/4000番)、それからほぼ同じサイズのスラマー(Penn/260)ともに、サイズ的にはややヘビー過ぎます。
東京湾のキスではキャストして底まで沈めてもラインはせいぜい50メートルほどしか出ませんし、機会があれば小さなスピニングが欲しいと思っていました。
今回買ったこの Penn の Fierce は、グ . . . 本文を読む