何だか急に寒くなった気がするのは季節のせいか歳のせいか・・・。
季節の食べ物が季節遅れにならないうちに、まずは美々卯の「牡蠣うどん」。
かやくご飯や小鉢とのセットもあるのだが、この日は牡蠣ごはんとセットに。
生姜を利かせたこの澄んだつゆを啜り、温まった体で外に出ると、冷たい風にいよいよ冬が近いと実感する。
美々卯 京橋店
中央区京橋3-6-4 . . . 本文を読む
「カ.クリエ」という手帳をご存じでしょうか?
釣り仲間というか遊び仲間のM隊長から、その「カバーを作って 」とスケッチとサンプルが送られてきたのはもう何ヶ月も前。
さすがは本職のデザイナー、その素晴らしいスケッチを脇に置きつつ(決して無視していた訳ではない )イメージアップすること数ヶ月。
構造も縫い方も至ってシンプルなのだが、例によって手順をおさらいし、所々新しい工夫も入れてみた。一番難 . . . 本文を読む
ジョージ・オーウェルの Animal Farm 読了。
筆者自身が "A Fairy Story" と副題をつけているように、農場主の人間を追い出した動物たちが自らの王国を築き、人間とも交易を始める。
やがてはそれが指導者(豚)の独裁を生み、恐怖政治と化すのだが、ここに描かれた寓意は、これが書かれた1945年という時代を考えると何だか空恐ろしい。
オーウェル、学生時代はサボっていてこの歳に . . . 本文を読む
朋友のかっしーさんと、大森の「楠」。
久しぶりだったので、お互い近況報告を兼ねて、どーでもいいことをあーでもない、こーでもないと話すのに忙しく、あまり飲まなかったが気付くとこんなに食べていた。
いつも何でも気兼ねなく言い合える友だちって、本当に素晴らしい。
和旬楽酒 楠
大田区大森北1-29-16
第6ミヤモトビル . . . 本文を読む
群馬県の北部、新潟との県境近くにある四万(しま)温泉。
関越道を渋川・伊香保で下りて利根川から吾妻川、四万川と川沿いを上がっていく。途中の甌穴を見物し、薪ストーブが暖かいカフェで一服。
そのまま終点の奥四万湖(四万川ダム)まで走り、ぐるっと一周してから宿へ。
四万川を見下ろす部屋の風呂は源泉かけ流し。
図らずも今朝は雪を見ながら湯に浸かり、朝ご飯を食べて帰 . . . 本文を読む
上野の国立西洋美術館で開催中のクラーナハ展。
居ながらにしてこれだけのクラーナハ作品を堪能できるとは、まさに眼福。
透き通るようなその色調。服の襟や袖、装飾品ひとつひとつの質感と輝き。そして描かれる女性の妖艶な表情。まさに聖にして俗、俗にして淫。
(ルカス・クラーナハ(父)「ロトとその娘たち」1528年、ウィーン美術史美術館)
(ルカス・クラーナハ(父)「ヘラクレスとオンファレ」1537 . . . 本文を読む
腕時計のベルトを新調。
汗を掻かない時期にしか使わないのだが、それでも2年経つとすっかりボロボロに(奥の写真)。
いつも通り表はカーフ、肌に当たる裏側はゴート。
麻糸の色は黒で、白っぽく光っているのは蝋を引いてあるから。
やれやれ、気にかかっていることが順々に片付いていく。
次はM隊長、そして満を持してK先輩のお題に取り掛かる予定。 . . . 本文を読む
もう一つの定期入れ(写真手前)。
ハトメリングは結局、裏側の革だけに取り付けて、表側は径に合わせた穴を開けることにした。
(表側) (裏側)
出来上がりを見るとこれまでとあまり変わっていないのだが、細かいところや見えないところで色々と新しい発見があり、いつもながらそれがまた楽しい。 . . . 本文を読む
ついに!!!! 我が家に群林堂がやってきた。
通勤経路にありながらも常に近くて遠い存在だった群林堂の豆大福。
それはもう圧巻の柔らかさと巨大かつ大量の豆と甘い粒あん。
お餅の柔らかさと豆の歯ごたえ。豆についた塩味と餡の甘さ。それが口のなかでバランスしあって忙しい。なるほど、これは美味いなぁ。
因みに2枚目の写真で形が三角に見えるのは、切る時に指を添えたため。丸一日たってもこ . . . 本文を読む
E. S. ガードナーの The Case of the Lame Canary 読了。
カナリアが入った鳥かごを持って事務所に来た若い女性。
どう聞いても妹の離婚話にしか聞こえないのだが、そのカナリアがびっこ("lame")なのがどうしても気になるペリー・メイスン。
彼女とその妹の周辺を辿ろうとした矢先に殺人事件が起こり、事態はますます複雑になっていく。
. . . 本文を読む
カミさんの定期入れを新調。
これまで作った小物のなかでは一番手が掛からない部類だが、点検の意味もあって手順を一つずつ確認。
実は同じ革でもうひとつサイズ違いを縫う予定だったのだが、ハトメリングの取り付けでちと難儀し、中断。
写真は端切れで試したものだが、裏表を重ねて厚みが2枚になると、金具の足が届かない
足の長いのもあるがサイズが大きすぎる。うーん・・・ . . . 本文を読む
やけに寒いと思ったら、木枯らし1号とか。
こう寒いと温かいお汁粉が食べたくなるのだが、職場の周辺には手頃な甘味屋がない。
あるにはあるが、知り合いに会いそうで恐ろしい。
だが、さすがにここ水天宮までは目が及ぶまい。
さらさらの小倉汁粉に焼きたてのお餅が浮かび、粒山椒と濃いめのお茶が脇を固める。
店内、私以外はみな女性。
その真ん中でスーツ姿のオッサンが一人、割り箸片手にお汁粉を啜る。 . . . 本文を読む
今年は何だか時期の割に出会う牡蠣が大きい気がする。
あるいは気付くと11月も2週目で、自分の出足が遅いだけなのかも知れないが、天ぷら「菊亭」の牡蠣もぷっくらこの通り。
この日は土曜日だったが、並びのチャンポンやうどん屋さんの大行列に比べて、ここは至って静か。
休日に出社した自分へのささやかなご褒美。
菊亭
千代田区丸の内2-7-3
東京ビル(TOKIA)B1
(東京駅からK . . . 本文を読む
友だちが、お気に入りの財布(カード+小銭入れ)がくたびれてきたので新しいのを探していると言うので、いい革が見つかったら作るよと話したのが2年前。
色は紫で、折に触れて探したり取り寄せてみたりしたのだが、現物を見るとイメージが違ったり、あってもパステル調だったりと苦戦。ようやく見つけたのがこのルガトショルダー。折しもラウンドファスナーをもう少し練習したいところだったので、このところ少しずつ作業し . . . 本文を読む
E. S. ガードナーの The Case of the Caretaker's Cat 読了。
資産家の老人ピーターとその別荘の管理人アシュトン。その別荘が火事になりピーターは焼死。遺言により遺産は孫の二人に、そして管理人は飼い猫とともに終生その家に残ってよしとなったのだが、孫の一人が猫嫌い。ペリー・メイスンに「俺はこのまま猫と一緒に暮らせるのか?」と相談に来たアシュトン。その後に予想もしな . . . 本文を読む