Sherman Alexie の The Absolutely True Diary of a Part-Time Indian 読了。
インディアン居留区に住むアーノルド(14歳)は、学校で Mr. Pという先生に出合う。
彼は家でテレビを見ていて授業に来るのを忘れてしまうようなトボけた先生なのだが、ある出来事をきっかけにアーノルドはこの P先生の告白を聞く。そしてそれがきっかけで、アーノ . . . 本文を読む
皇居のお濠を回ればすぐなのだが、意外に行く機会が少ない竹橋の国立近代美術館。
「茶碗の中の宇宙」と題した展示は、利休の時代から一子相伝で続く樂家の系譜。
勿論しっかり勉強するつもりで行ったのだが、冒頭の初代 長次郎にガツンとやられる。
(初代長次郎 赤樂茶碗 銘 無一物)
(初代長次郎 黒樂茶碗 銘 万代屋黒)
あとは光悦。特に口の部分の削ぎ落したような薄さには、何とも言えない凄みを感 . . . 本文を読む
甘いものには目がない私だが、このところ、やたらとたくさんではなく、美味しいものを少しずつ、少しだけ食べられればOK、という気がしてきた。
写真はジャン=ポール・エヴァンの「マルコポーロ」。
あちこち店ができたが、例の時期になると人が集中するので、ここ数年はもっぱらネットで注文。ブラックの珈琲によく合う。
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一人暮らしをしている息子がたまに帰ってくると、たいていはいつも焼肉屋に行く。
どうせ日頃はロクなものを食べてないだろうと思ってのことなのだが、この日は祝日明けの代休でそこがお休みだったので、ご近所のステーキ屋さんへ。
これまでもふらっと覗くといつも満席(今日も平日なのに満席)でなかなか入れなかったのだが、肉よしサービスよしコスパよし。
(スターターのサラダ)
(フィレ)
(こちらはサーロ . . . 本文を読む
丸の内の三菱一号館美術館で開催中の「オルセーのナビ派展」。
本家のオルセーには一度も行ったことがないが、こうして東京に居ながらにして色々な作品が向こうから来てくれるのは本当にありがたい。
本展も見たことがある絵が多かったのだが、それでも久しぶりに再会した絵に新鮮な発見があったり、勿論初めて出会う作品もあったりと、やはり美術館には行くに如くはなし。会期は5月21日まで。
(ポール・セリュジ . . . 本文を読む
釣りに行くと決めたら、前の日どんなに飲んでいても朝の3時とか4時に起きる自信がある。
と公言し、実際その通りだったのだが、何と今朝、思いっきり寝坊した。目が覚めたら7時前。やむなく船長に電話し「すみません、思いっきり寝坊しました」と伝えると、船長も「ああ-・・・」と言葉に詰まる有様・・・
原因は分かっている。読みかけの本がクライマックスだったので最後まで読み切ったのだが、恐らく頭の芯の部分が . . . 本文を読む
Sharon Creech の Walk Two Moons 読了。
主人公のサラは13歳。母親はなぜか家を出てしまい、父親には新しい恋人・・・?
親友フィービーの母親も家を出てしまうのだが、やがて驚くべき事実とともに戻ってくる。
タイトルの "Walk Two Moons" は、インディアンの古い諺 "Don't judge a man until you've walked two m . . . 本文を読む