このところ東京は夏模様。日が落ちかけてもまだ暑さが残る上野公園を抜けて、クリムト展に行く。
(グスタフ・クリムト「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」(部分)1899年、オーストリア演劇博物館蔵)
恐らく人生いろいろ複雑なことが多かったのだろう、クリムトのどの絵を見ても感じるのは「生と死」。
2枚目の女性はクリムトの愛人の1人、そして3枚目はまた別の愛人が生んだ息子が数ヶ月で亡くなった時の肖 . . . 本文を読む
エラリー・クイーンの The French Powder Mystery(1930年)読了。
ニューヨークの五番街にある百貨店。1階の通りに面したショーウィンドウでは、新製品のデモが行われている。大勢のギャラリーが見つめるなか、モデルの女性が、壁に収納された折り畳みベッドを引き出した瞬間、そこから女性の死体が転がり出た。被害者はその百貨店の会長の後妻。そして彼女の娘も行方が分からない。彼女たち . . . 本文を読む
空きっ腹でデパ地下を歩くとロクなことがない。
あれこれ買って、さあ帰ろうと歩いていると「笹屋伊織」のどら焼きに呼ばれる。
銅鑼の上で生地を焼いて、棒状のこし餡を巻いたのが始まりとの由。
普段どら焼きはつぶ餡派だが、これだけは例外、というか番外の別格。 . . . 本文を読む
狭山市の入曽にある中国家庭料理の店「蓮華」。
うちからだと片道軽く1時間のドライブだが、途中で園芸店や農産物直売所に寄りながら、のんびり走るにはちょうど良い距離。
ランチメニューは週替わりで、私は決まって陳麻婆豆腐、カミさんはその時々。
いつも感じるのは野菜の美味しさと、透き通るような香辛料の風味。食べたら食べただけ身体に良さそうな気がする。
よだれ餃子と、木耳とキノコ、野菜の香り炒 . . . 本文を読む
エラリー・クイーンの The Roman Hat Mystery(1929年)読了(邦題『ローマ帽子の謎』)。
ブロードウェイのローマ劇場の客席で、一人の弁護士が毒殺された。彼の持ち物で唯一、シルクハットだけが見当たらない。
なぜシルクハットなのか?事件直後、完全に封鎖された劇場から、どうやって消えたのか?犯人の目的は・・・?
ニューヨーク市警のクイーン警視とその息子エラリーが挑む怪事件。 . . . 本文を読む
平日の休日、ワカサギ@山中湖。
息子と二人で釣りに行くのは何年ぶりだろう。
シーズン終盤で食いは渋かったが、二人あわせて82尾という釣果は、12時で早上がりしたことを考えると上々の出来。
富士山はまだ雪を頂くが麓は眩しい新緑。
次はまた秋、来シーズンも楽しみ。
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何事も先入観で決めつけたらいかんと思う。
例えば個包装で密封されたどら焼き。勿論それはこれまでの実績がそう思わせるのだが、灯台下暗し。
この日、たまたま通りかかった神保町「亀澤堂」で試しに1つ買い、交差点を渡りながら食べてびっくり仰天。
もっちりし過ぎず、勿論パサパサもせず、しっとりとした皮。その蜂蜜の風味とともに、つぶれ過ぎていないつぶ餡の、鼻に抜けるいい香り。慌ててUターンし、もう . . . 本文を読む
メガネケースを試作。
型紙を起こして最初に緑、次に少し横幅を広くして茶色。曲がりなりにもこうして形にしてみると、次にどう行こうかがよく見える。
実はこのところ縫う糸の太さと縫い方をあれこれ試行中。何が良いと思うかはあくまでも個人の美感の問題だけど・・・
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今シーズン2度目の投げ釣り@内房。
朝はまだ少し肌寒いが、日が昇ると初夏の気配すら感じる。
下げ潮時であまり期待はしていなかったが、ようやく7色が見えてきた効果か、チビッ子サイズが2尾相手にしてくれた。
朝4時過ぎに通り過ぎる海ほたるのパーキングは既に満車。いつも通り日の出から3時間やって、反対車線の渋滞を尻目に家に帰り、道具と顔を洗ってお昼寝zzz
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