夏休み用に仕入れたお酒の第二弾、先日の「屋守」と一緒に買った1本です。
長野県にある佐久乃花酒造という酒蔵が醸した、その名も「佐久乃花」。お店に入って冷蔵庫にあるこの「花」の文字を見た時から、実は買って帰ろうと思っていました
まだ先に開けた「屋守」が少し残っているうちに飲み比べようと思って開けたのですが、飲み比べるも何も、全く性格が異なります。
ご覧の通り私は日本酒は全く飲み始めたばかりなので、これから書くことは恐らく適切な表現ではないのかも知れませんが、まずはこの通りの感想をこれを薦めてくれた店主にお伝えしようと思っています。
ラベルにはいずれも「無調整」とか「無ろ過」、「生」と書かれていますが、これは単なる製法の違いなのか何なのか、ともかく飲み口が全く違います。個人的な好みで言えば、私はこの「佐久乃花」のお米や麹の風味でしょうか、洗練されてはいるけれどどこか荒々しさの残る、どことなく濃い味わいよりも、「屋守」のどこまでも透明感のあるすっきりとした飲み口、押しつけがましくない喉越しの方が好みに合っています。
少し意外だったのは、この「佐久乃花」が吟醸で、「屋守」が吟醸ではないということ。
あまり書くと自分の無知さ加減がバレる一方なのでこれくらいでやめますが、ひと口に吟醸だとか吟醸でないとか言っても、こんなにもお酒の性格が違うのですね。件の蕎麦屋で「獺祭」の吟醸酒を何度か飲んで「なるほど、これが吟醸酒の香りというものか」と分かったような気になっていたのが、何だかまたよく分からなくなってしまいました。
が、これもまたこれまで自分の知らなかった新たな世界。謙虚に勉強していきたいと思います。勿論、飲みながら、楽しみながら、です
佐久乃花酒造
長野県南佐久郡臼田町下越620
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