
長く放ったらかしになっていたバスロッド(パックロッド)ですが、ようやく飾り巻きをしました。
4ピースあるうちの3ピース目、ここには前の方にバットガイドが付くのですが、そのピースの一番お尻のところに、いつもの8軸シェブロン(ウロコ模様)を巻きました。使ったスレッドはガイドラップと同じ#335のCandy Appleで、ゴールドのメタリックは#9600 Matte Gold、アクセントに#638のTealを使ってみました。メタリック以外は全てCスレッドです。(アップの画像はこちら。)
ガイドに使ったのがAスレッドなので、最初は飾り巻きもそれで行こうかなと思ったのですが、Aスレッドで巻くとその特有の「ザラザラの無さ感」から全体的につるっとした感じに見えるので、この飾り巻きの部分だけは少し雰囲気を変えて、わざとCスレッドでザラザラ感を出してみました。
もう1点、いつもなら最初に巻く規準のクロスを1本で張るところ、思い切って2本にしてみました。この手の飾り巻きの場合、初めの方で多少隙間が空いていても巻いているうちに詰まってくるものですが、私の場合どういう訳か最初の1本目と2本目の間はうまく詰まらないことが多く、何故だろうと思っていました。結果はご覧の通り、初めの2本と次の2本の境目はよく詰まりましたし、模様の間隔(ピッチ)も1本で巻くよりもズレが少なかったような気がします。
久しぶりに巻いてみると、次々と出来ていく菱形模様を揃えながらスレッドを増やしていくのはいつもながら楽しかったですし、間に入れたTealもよく効いているようなので、色のバランスとしてはこんなものかなと思っています。ですが、全体的に見れば、最後に巻き残った空白の部分(ブランクの黒い色が見えている部分)の菱形がまだまだ揃っておらず、自分の技術の未熟さを感じています。
ところで、小ネタというほどのことはないのですが、私は飾り巻きをする場合、スレッドを1本ずつセロテープで留めるのですが、一度に何本か巻く場合、先にその留める用のセロテープを短く切って準備しておきます。写真は片側から2本巻く場合の準備で、始まりと終わり、2×2で4箇所分です。(透明なのでちょっと見にくいかも知れませんが。)

巻く本数が2本くらいなら見てもすぐに分かるのですが、これが3本、4本となってくると(特にAスレッドの場合)いま何本巻いていて、あと何本巻けばよいのかこんがらがってしまうので、おっちょこちょいな私はずっとこのやり方でやっています。それでもたまにこんがらがるのですが・・・。
さて今日の東京は、昨夜の雪もやんでよく晴れています。これから留め巻きをしようと思っていますが、雪が少し積もって湿度も高いので、コーティングは明日に延ばそうかなと思っています。
ともあれ、根を詰めた作業が一段落し、ほっとしました。

オイラも留めテープは予め用意しておく派ですょ・・・
>留めテープは予め用意しておく派
それでもたまに間違う私は・・・