
先週の週末、南千住の自家焙煎珈琲の店「バッハ」に行ってきました。
お店はJR南千住の駅から歩いて10分ほど。自家焙煎の店と聞いていたので、店内はもっと珈琲豆を焼く香りがするかと思っていましたが、予想に反してそこは、よくある街の喫茶店という感じ。店員さんの動きもきびきとしていて、清潔感に溢れています。入口に近いテーブル席に座り、バッハ・ブレンド(450円)を注文します。
奥にカウンター席があり、その前で若い店員さんがポットを構えています。遠目に見えた限りでは、白い陶器製のドリッパーを使ったペーパードリップのようです。お昼時で店は混んでいましたし、注文を受けてから1杯ずつ淹れていますので、少し時間が掛かったようです。やがて運ばれてきたのは素敵な琥珀色。

珈琲というのは嗜好品なので、自分が好きだと思って飲むのが一番だと思うのですが、あくまでも私の個人的な好みで言えば、この時飲んだ「バッハ」の珈琲は正直言ってそれほどインパクトのある味ではありませんでした。飲んだ後に口から喉に残る香りは、その珈琲が苦みと酸味のバランスのぎりぎりのところで焙煎されブレンドされたものだということは分かります。ですが、淹れられたその珈琲は、仕上がりとしては少し薄く、後口が頼りない感じがしました。
ここは好みが分かれるところで、例えばこの「薄い」という感じ方も、言い換えるとソフトでまろやかということになるのでしょうし、私の場合はもう少し濃いもの、こってりしていて、苦味の中にも甘味の残るもの、が好みだというだけの話です。
これがブレンドではなくストレートの珈琲であればまた違った印象かも知れませんし、或いはまた珈琲豆を買って自分で淹れてみれば良かったのかも知れないのですが、この時はどういう訳かそうしようとは思いませんでした。次々と入って来られるお客さんに席を譲るように、店を出ました。
先日こういう本を読んだので、自分の中で一人で盛り上がってしまって行った店でしたが、結局のところ、今の私にとっては、自分の家でカミさんと二人、お気に入りの豆を挽いて淹れる珈琲が一番気楽で良いようです。
何だか締まりのない結論で、申し訳ありません。繰り返しになりますが、珈琲というのは嗜好品ですし、これはあくまでも私の個人的な見解ですので、どうかお許しを願いたいと思います

カフェ・バッハ
台東区日本堤1-23-9
03-3875-2669
でもコーヒーはストイックに飲むものではなく、リラックスして飲むものだと思います。
好きな時に、好きな豆で、好きな様に淹れて、好きな人と飲めたら、最高だと思いますよ。
喫茶店はやはりリラックスタイムですが娘と行くときはおしゃれタイムでしょうか?
先日行った鎌倉の喫茶店は食器がおしゃれでした
お客さんを見て食器を選ぶのかなと娘は言ってコッソリ周りを観察し、ヒゲの紳士が渋い器だったり若いグループは現代風だったりといった具合でした
ちなみに娘には可愛いウエッジウッドの花模様でケーキも注文し大満足でした
どちらと言えば、濃い目で酸味がありです。
最近、元町で1軒、お気に入りの店ができました。
しかし、1店舗閉店の為、お気に入りの増減は無し
です。帰神の際のお楽しみに
文泉
あの本は何だかあまりにマニアックすぎて、かえって白けちゃった感じです。
今度はお気に入りの珈琲屋もご一緒しましょうかね(笑)
ですが、私の舌ではあまり違いが分からなかったことと
(あえて言えば、ネルドリップの方が、仕上がりが「とろっと」する感じ)、
ネルの取り扱いが面倒(使わない時もずっと水に浸しておく)なことから、使わなくなってしまいました。
鎌倉は行ったことがないのですが、いいお店が沢山ありそうですね。
娘さんと落ち着いた喫茶店でティータイム、素晴らしい!
うちなんか、スタバくらいしか付き合ってくれませんよ(笑)
ここの珈琲はちょっと力がない、頼りない感じでした。
神戸はいい珈琲屋が沢山あっていいですね。
私は神戸駅の「珈琲の店」と西村くらいしか知りませんが、
今度そちらに伺う機会があったら是非教えて下さい。
了解いたしました。
ご帰神の際は、ご案内いたします。
文泉
関西はなかなか出張もないのですが、
近くまで行く機会があればかならず神戸に寄ります。
気長に楽しみにしております