Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

早春の京都 (その2)

2014年03月25日 | 

京都、2日目は東山の高台寺から。

本当は前日、夜のライトアップに来ようかと話していたのだが、あまりにも寒かったので翌朝に。

上り下りしているうちにだんだんと空も晴れてくる。



そして梅の見事なこと。



その後、向かいにある掌(しょう)美術館をまわり、最後に以前から来てみたかった圓徳院へ。

ここは秀吉の妻、北政所ねね終焉の地。その北庭は、大小様々な巨岩が並ぶ豪壮なもの。



10時の拝観時間開始と同時に入ったため先客もおらず、ガイドさんの説明をのんびり聞きながらしばし佇む。

                    

当初はここから知恩院、青蓮院と歩くつもりだったが、お昼にどうしても行きたい店があり、前日からの観光客の出足と多さから逆算し、蹴上までタクる。



金地院から南禅寺、永観堂と抜け、哲学の道へ。

ここもまだ梅ばかり。



そしてお目当ての店がこちら、「名代おめん」。



時間は11時を少し過ぎたばかりというのに既に店内は大賑わい。

幸いほとんど待たずに席に通され、ようやくひと息。

                    

食事の後、再び哲学の道に戻り、ここだけは寄っておきたかった法然院。



そしてここからまた大移動。

今出川通りを西へ。同志社を抜け、



地下鉄で北大路へ。



北大路橋を渡り、



懐かしい植物園へ。ここでも梅が満開。



北山から地下鉄で御池まで戻り、ひと休み。

烏丸御池を少し上がったところにある「茶寮 翠泉」。



夕食までの小一時間、ホテルで休憩。

                    

さて晩御飯。

初日に行ったカフェと同じ系列の「omoya 東洞院」。

奥に長い町家をそのまま使ったその店内はかなりうす暗く、フラッシュなしで撮った写真はほとんどボツ。かろうじて見えるものをいくつか。

前菜盛り合わせ


玉ねぎのムース


丹波あじわい鶏と大根のポトフ


カニのリゾット


いずれも素材で勝負の味付けばかりで、ひとつとしてハズレなし。

これにて長かった2日目も終了。

                    

翌朝、帰りの新幹線。

初めて足を踏み入れた京都駅の伊勢丹で、地下に居並ぶお弁当のなかから選んだのは「ひさご寿司」の穴子ちらし。



ふわふわの穴子と錦糸卵を頬張りつつ、名残惜しいがこれにて今回の京都もおしまい。

さて次はいつ来れるかなぁ・・・

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4 コメント

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いいね♪ (かっしー)
2014-03-27 00:43:51
密度の濃い旅だった様で、何より。
去年の夏の洪水からは、すっかり立ち直ったのかしら?

法然院の水の流れ出しが何とも京都らしい

次は子供等が連れてってくれるって
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だね♪ (望月)
2014-03-27 07:36:21
魚花さんらしいオシャレな旅です

日常とのギャップがスゴイ(笑)
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かっしーさん (魚花)
2014-03-27 20:54:00
去年行ったところとほとんど変わらないんだけどね。

でも季節ごとに見せる顔が違うから、やっぱり京都は好きな街。

子供たちは・・・

親なんかほっといて、自分たちの家族で行くだろうよ。
俺たちもそうだったし
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望月さん (魚花)
2014-03-27 20:57:02
オシャレねぇ・・・?

自分から最も遠い言葉に思えなくもないですが、
実は今の日常が仮の姿で、本当は京都が似合う
雅な人間だということにしときましょう。

・・・無理だな、きっと
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