
京都、2日目は東山の高台寺から。
本当は前日、夜のライトアップに来ようかと話していたのだが、あまりにも寒かったので翌朝に。
上り下りしているうちにだんだんと空も晴れてくる。

そして梅の見事なこと。

その後、向かいにある掌(しょう)美術館をまわり、最後に以前から来てみたかった圓徳院へ。
ここは秀吉の妻、北政所ねね終焉の地。その北庭は、大小様々な巨岩が並ぶ豪壮なもの。

10時の拝観時間開始と同時に入ったため先客もおらず、ガイドさんの説明をのんびり聞きながらしばし佇む。





当初はここから知恩院、青蓮院と歩くつもりだったが、お昼にどうしても行きたい店があり、前日からの観光客の出足と多さから逆算し、蹴上までタクる。

金地院から南禅寺、永観堂と抜け、哲学の道へ。
ここもまだ梅ばかり。

そしてお目当ての店がこちら、「名代おめん」。

時間は11時を少し過ぎたばかりというのに既に店内は大賑わい。
幸いほとんど待たずに席に通され、ようやくひと息。





食事の後、再び哲学の道に戻り、ここだけは寄っておきたかった法然院。

そしてここからまた大移動。
今出川通りを西へ。同志社を抜け、

地下鉄で北大路へ。

北大路橋を渡り、

懐かしい植物園へ。ここでも梅が満開。

北山から地下鉄で御池まで戻り、ひと休み。
烏丸御池を少し上がったところにある「茶寮 翠泉」。

夕食までの小一時間、ホテルで休憩。





さて晩御飯。
初日に行ったカフェと同じ系列の「omoya 東洞院」。
奥に長い町家をそのまま使ったその店内はかなりうす暗く、フラッシュなしで撮った写真はほとんどボツ。かろうじて見えるものをいくつか。
前菜盛り合わせ

玉ねぎのムース

丹波あじわい鶏と大根のポトフ

カニのリゾット

いずれも素材で勝負の味付けばかりで、ひとつとしてハズレなし。
これにて長かった2日目も終了。





翌朝、帰りの新幹線。
初めて足を踏み入れた京都駅の伊勢丹で、地下に居並ぶお弁当のなかから選んだのは「ひさご寿司」の穴子ちらし。

ふわふわの穴子と錦糸卵を頬張りつつ、名残惜しいがこれにて今回の京都もおしまい。
さて次はいつ来れるかなぁ・・・
去年の夏の洪水からは、すっかり立ち直ったのかしら?
法然院の水の流れ出しが何とも京都らしい
次は子供等が連れてってくれるって
日常とのギャップがスゴイ(笑)
でも季節ごとに見せる顔が違うから、やっぱり京都は好きな街。
子供たちは・・・
親なんかほっといて、自分たちの家族で行くだろうよ。
俺たちもそうだったし
自分から最も遠い言葉に思えなくもないですが、
実は今の日常が仮の姿で、本当は京都が似合う
雅な人間だということにしときましょう。
・・・無理だな、きっと