
会社のナントカの日で平日の休日。先日のテート展で懲りたので、始まったばかりの「ポンピドゥーセンター キュビスム展」に行く(国立西洋美術館)。
セザンヌに触発された若き画家たちがその跡を追い(ピカソとブラックの若い頃の作品が並ぶのは壮観)、やがて面は刻まれ、視点を変えて再構成されていく。その過程は実にエネルギッシュで、展示を辿ればその激動のうねりを体感することができる、素晴らしい構成。

(ポール・セザンヌ「ポントワーズの橋と堰」1881年、油彩・カンヴァス、国立西洋美術館蔵)

(ロベール・ドローネー「パリ市」1910-12年、油彩・カンヴァス、ポンピドゥーセンター蔵)
因みに、個人的に一番ぐっと来たのはこのモディリアーニ。暗い緑色の背景に、阿修羅のごとく浮かぶ赤い顔。

(アメデオ・モディリアーニ「赤い頭部」1915年、油彩・厚紙、ポンピドゥーセンター蔵)
東京での会期は来年の1月28日まで。その後、京都に巡回。
パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ
2023年10月3日~2024年1月28日
国立西洋美術館
〈巡回情報〉
2024年3月20日~7月7日
京都市京セラ美術館
セザンヌに触発された若き画家たちがその跡を追い(ピカソとブラックの若い頃の作品が並ぶのは壮観)、やがて面は刻まれ、視点を変えて再構成されていく。その過程は実にエネルギッシュで、展示を辿ればその激動のうねりを体感することができる、素晴らしい構成。

(ポール・セザンヌ「ポントワーズの橋と堰」1881年、油彩・カンヴァス、国立西洋美術館蔵)

(ロベール・ドローネー「パリ市」1910-12年、油彩・カンヴァス、ポンピドゥーセンター蔵)
因みに、個人的に一番ぐっと来たのはこのモディリアーニ。暗い緑色の背景に、阿修羅のごとく浮かぶ赤い顔。

(アメデオ・モディリアーニ「赤い頭部」1915年、油彩・厚紙、ポンピドゥーセンター蔵)
東京での会期は来年の1月28日まで。その後、京都に巡回。
パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ
2023年10月3日~2024年1月28日
国立西洋美術館
〈巡回情報〉
2024年3月20日~7月7日
京都市京セラ美術館
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