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Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

アマンディーヌ・ベイエール & リ・インコニーティ (11/25 津田ホール)

2014年11月26日 | 音楽

昨晩のシュッツに続き、今日はバッハとヴィヴァルディ。

バロック・ヴァイオリンのアマンディーヌ・ベイエール率いるリ・インコニーティ。

音楽はリズム。リズムは、楽譜上に等間隔に並ぶ音符に従って音を出すことではなく、何もない時間の流れの上に文字通り音を「刻む」こと。その間隔には当然呼吸のような伸び縮みがあり、それこそが音楽をより vivid にする。

プログラム最後のヴィヴァルディ。ラストでベイエールの華麗なカデンツァが頂上に達したその瞬間、聴衆と同じように息を呑んで見守っていたヴァイオリンのアルバ・ロカ(スペイン出身)が、まるでフラメンコのような合いの手と決めポーズを入れる。

ステージも客席もみな笑顔、素晴らしい一体感。今年は良いコンサートにいくつも当たったなぁ。

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