南茅部の道の駅で見つけたキャラクター。
南茅部で発見された、北海道唯一の国宝である「茅空」こと「中空土偶」に因んだキャラクターです。
そういえば、南茅部にも多数存在する縄文時代の遺跡については、「内浦湾沿岸の縄文文化遺跡群」という名前で北海道遺産に登録されており、現在、南茅部にある二つの遺跡を含めた六つの遺跡の世界遺産登録に向けた機運が高まっているのだけど、先日の新聞記事で、「世界遺産以前に、函館に縄文時代の遺跡が多数存在するということ自体が意外に知られていない」という趣旨の記事が掲載されていて驚いた。
記事の中では、「住民の関心が低いことも、登録の話が進展しない理由の一つではないか」という趣旨の有識者の談話が紹介されていたのだが、これは私もそのとおりではないかという気がする。
て言うか、遺跡群に限らず、西部地区にあるような各種歴史・文化施設なんかもそうなんだけど、意外に市民の関心が低いと言うか、関心を高く持っている人とそうではない人の差がちょっと大きいように感じている。
「はこだて検定」関連の活動を始めるようになってから、同僚や友人などに、日常で函館の歴史や文化に関する話をして、「へぇ~そうなんだ」と思ってもらえるような機会が増えているので、そういうところから更に関心を深めてもらえるように頑張ってみるのも一つかもしれないと、最近は思っています。