湯の川温泉街の一角。
ここに、道を彩る綺麗なステンドグラスが、街路灯にはまる形で設置されていると聞き、行ってみました。
(場所はこちら)
街路灯が一つあります。
この逆三角形に何が描かれているのかな・・・。
ということで、一つ一つ紹介していきます。
まずこれ、カニは何となくわかると思いますが、後ろに描かれている人物は・・・?
函館にゆかりの深い人物で、「カニ」というキーワードで思い浮かぶ人と言えば・・・、
そう、石川啄木です。
(立待岬へ向かう途中に、「東海の 小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」の歌碑が設置されています)
これはですね、「函館山とふもとの坂道」ということだそうだけど、鳥居のようなに見える物は?函館八幡宮?
もしかして、まだ八幡宮が元町にあった頃の八幡坂?
ステンドグラスに描かれている方角と地図を見比べてみると、1時の位置が西ということからして、あの鳥居は函館護国神社で、この坂は護国神社坂?
これはわかりますね。今更説明不要の金森赤レンガ倉庫群です。
これもわかります。函館ハリストス正教会ですね。
カラスも一緒に。
何故こんな所に乗っかっているのかって?それはまあ、「カラスの勝手でしょ」ということで。(笑)
これもわかります。旧函館区公会堂ですね。
一瞬「?」かもしれないけど、左上に描かれているのがお墓だとわかれば、外国人墓地だということに辿り着きますね。
因みに、正しくは、「外国人墓地とアジサイ」だそうです。
これはもう一目瞭然。
函館市電ですね。恐らくこれでしょう。
これはもう、ねえ。五稜郭と五稜郭タワーですよ。
ですが、正解は「藤の花と五稜郭」だそうです。
五稜郭といえば桜の名所だけど、藤の名所でもあるということを前面に出しているんですね。
これが一番難しいかな?
何となく湯気のようなものが見えるけど、「温泉につかる女性」だそうです。
そして最後、「トラピスチヌ修道院と修道女」だそうです。
駆け足で紹介しちゃいましたが、街路灯ということなので、夜に歩くのも幻想的なんでしょうね。
湯の川温泉にお泊りの際は、ぜひお散歩に出かけてみて下さい。