goo blog サービス終了のお知らせ 

FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

大脱走

2013-05-08 06:00:05 | 今日の一枚

これはは有名な映画ですが、TV放映、ビデオを含めて見るのは初めて。
いやあ面白い映画でした。
午前10時の映画祭の解説で
「巨匠ジョン・スタージェスがきら星のごときスターたちを揃えて製作・監督した」
とまたきら星の使い方がおかしいです(笑)
劇中で、アメリカ人兵士が、中心となって
ジャガイモからウイスキーを作り、独立記念日を祝うんですが
ここで、マックイーン演じるヒルツが笛で
”アルプス一万尺”を演奏するんです。
この楽曲は、初期のディズニーのミッキーマウスの映画でもよく使われていて
それらを見たときになぜかよく分からなかったんですが
Wikipediaを見ると
もともと、ヤンキードゥードルと言う曲で
アメリカ独立戦争時の愛国歌なんですね。
ちなみにこのシーンは、 新谷かおるさんのエリア88の山の基地で
ミッキーサイモンたちが、独立記念日を祝うシーンに転用されています
この映画は新谷先生のお気に入りだったようで、
後のマンガにも”ビッグX”という人物を登場させたりしています。

さて話しは、ヤンキードゥードルにもどって
この歌、日本上陸は、ペリーの黒船だそうで
これまた日本人にもなじみが深いですね
先のWikipediaの記述によると
アルプス一万尺は、21番まで歌詞があるそうで
まあ、ご苦労なことです
この歌が作られた当時、ヤンキーはイギリス軍がその植民地アメリカの軍隊を指して使った言葉
だそうですから、アメリカ人全体を指すものだったようですが
今ではアメリカ合衆国北東部に住む白人に対する俗称となっているようです
ジャイアンツのウオーレン・クロマティ氏が自著の中で
他チームのファンに
「”ヤンキーゴーホーム!!”といわれたが、オレ黒人だし、フロリダ出身だし(笑)」
と、戸惑ったことを書いています。
この蔑称と言うのは難しく、JAPなんてのは、言われたら殴りかかってもいいくらいのものですが
ネットでは、日本人の愛称と言うか、JAPANの略語として使っている人も多く
JAPが蔑称と知って、死ぬほど恥ずかしかったと使っていたことを悔いた記述をいくつか見ました。

他の登場人物では、ゴードンジャクソンと言う役者さんが
マクドナルド(インテリジェンス=情報屋)と言う役名で出てきます
このゴードンジャクソンさんは、のちに英国のTVシリーズ
CI-5という死ぬほど面白い、アクションTVシリーズに出演します。
大脱走が1963年、CI-5が1978-83で、外観あまり変わっておりません(笑)
CI-5という首相直結の組織の責任者を演じます。
こちらも情報部の責任者の役ですから、イギリスを代表する
情報部、情報部した、顔と言うことでしょうか(笑)
大脱走の登場人物の中で、BIG-Xの片腕ですから、
重要な役柄なんですが、wikipedia見てもリンクないし
国内の映画データベースでもぞんざいな扱いを受けています
いい役者さんなのに残念です。
CI-5全話DVDセット出さないかな
そのほか、ジェームズ・ガーナーとか、ドナルド・プレザンスとか
わたしの好きな役者がたくさん出ています
ラストは、ヒルツが、ボールを壁に投げる音で終わるんですが
これまた不屈の精神を表していていいエンディングですね。

新午前10時の映画祭ですが、2001年とサイコはどうするかねえ
(あまり好きじゃないんだよね)
サイコの上映予定は2013/07/13(土)~2013/07/26(金)
それの、製作奮戦記のヒッチコックは5/11公開
これは、サイコの公開繰り上げるべきじゃなかったかねぇ
グループA-Cのいずれの上映スケジュールを見ても
5/11近辺にサイコをやるところは無いですね
こういうところ惜しいよなあ
製作会社が違うからなのかな


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする