『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

NYダウ最高値更新の陰でホームレス増加

2013-12-31 10:34:32 | 日記

NYダウ、1万6500ドルを突破 2日ぶり最高値(朝日新聞) - goo ニュース

今年もいよいよ今日で終了です。日経平均も12/30大納会に16291円です。2013年度の株式市場、買いの主体は外国人でした。過去最大の14兆円の買い越し。それに対して個人は8兆円の売り越し、年金を扱う信託銀行も5兆円の売り越しです。これだけ見ればアベノミクスにより確実に欧米投資家に日本人の資産が吸い上げられていると言えるでしょう。しかし、アベノミクスによって20年近く続いたデフレから脱却でき成長が出来そうなのも事実です。筆者は難しいハードルはあると思いますが、来年こそデフレから脱却し成長したいと切に願っています。しかし、以前から指摘していますが外国人は今現在は、日本が復活するとは考えておらず、日本がかなりのインフレに巻き込まれると読んでいるのです。日本と違い、景気と雇用が回復してきている米国は株価とドルが同時に上がっています。来年はインフレを予期し日本国内において資産バブルが発生するかもしれません。しかし、正常な資本主義社会ではバブルは必ず破裂します。その覚悟と備えが必要です。話題は変わりますが、昨日気まぐれに以前買っておいた『ホームレスから社長になった男の逆転法則 ジョン・バード著』という本を読みました。作者は施しがホームレスの人たちをホームレスのままにしている原因だとして自立支援のため『ビックイシュー』というホームレスが収入を得るために販売する雑紙を創刊した人物です。生きていくためには 歩くことが出来なければ走ることは出来ない という人生の基本を学ばなければならないとお金の管理の重要性を指摘しています。節約ということを知らずに、不必要なことにことにどんどんお金をつぎ込みまともな生活が出来ない人がどれだけいるのか?ジョン・バードは現代人が忘れ去ってしまった基本を大切にする。近道をしょう。理屈をこね回して楽をしょう。甘い汁だけ吸おう。という魂胆でのぞめば必ず破綻すると警笛を鳴らしています。考えさせられる本でした。日本においてもインフレになれば経営者は自動化などの経費節減に走り、職を失い住むところも失い生きるすべを知らない人がホームレスに転落するケースが増えるでしょう。勝ち組と負け組の2極化です。年末に暗い話は似合いませんね。笑 対策があれば勝ち組です。 それでは、皆さん良いお年をお迎え下さい。

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