『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

中国経済はお・し・ま・い

2013-12-22 09:34:36 | 日記

中国経済はお・し・ま・い 

お(汚染PM2.5)・し(周永康汚職)・ま(周りの世界情勢)・い(インフレ)

筆者は何度も(狼オヤジの如く・・)中国バブル破綻を取り上げましたが、政治的な状況が日本と異なるためになかなか表面化しませんでした。しかしながら、PM2.5により一気にいろいろな問題が表面化しつつあります。中国は来年、激動の年になると思います。まず外国製造企業の相次ぐ撤退。既に賃金インフレや短期銀行預金金利8%超などで企業が採算が合わない上にダメ押しの汚染問題です。7000億円以上も設備投資し未だに稼動さえしていない『王子製紙』などはどうなるのでしょうか?昨年一年間だけで『米スプリント社』買収の資金捻出の為に4000億円もの為替利益を上げたソフトバンク孫正義に比べ1兆円超もの違いです。中国進出し大幅に損欠を出した企業の経営者は、いずれ株主総会で吊るし上げられるでしょう。経営者の資質の善し悪しで大企業でも会社存亡へと発展する激動の時代です。(孫正義氏が実弟の将来を父親から託され、お前は馬鹿だから東大へ行け。と言った。と聞いたことがあります。このような経営の強者達とガチンコで戦わなければならない時代なのです。)中国からの撤退を考えている企業は戦国大名の『負け戦において引き際の戦い』を参考にすればいいかもしれません。まず、半減しても国に戻り勢力を建て直すことです。思い切った舵取りが出来なければ滅亡します。

『空気と水の汚染が止まらない・・中国 富坂聰ジャーナリスト』(以下コピー)
「いまの数値は、266(2013年11月13日)です。悪いでしょう。まだ統計には表れていないようですが、日本人の中国離れが大気汚染によって一気に加速していると思います。とくに家族だけを日本に帰す動きが目立っている、と引っ越し業者が話していました。2012年の反日デモの影響で下火だった中国人の日本旅行は、国慶節のころには元に戻ったようですが、日本人の中国観光はまったく戻ってこないと業者は嘆いています。対前年比でマイナス60%、ひどいケースではマイナス90%にも落ち込んだといいますからね。これもPM2.5の影響でしょう。どうやら日本人が中国を敬遠する最後の引き金を引いてしまったようです」影響は日本人にとどまらない。欧米のビジネスマンも中国への投資を手控える動きを見せ始めているという。2013年10月にWHO(世界保健機関)が、PM2.5と発がん性の関係について初めて正式に認めたことが大きかったとされる。
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