都議会のドン、内田茂議員が早くも土俵際です。地方自治法違反の疑いが浮上しました。都から受注を受ける企業の監査役に就いていたのです。法律を文字通り解釈すればアウト。もちろんそんな簡単な話ではないでしょう。しかし、初めは単に舛添前都知事のセコイ話だったのが大変な贈収賄事件に発展する可能性が出てきました。小池知事になって今後次々に不正が暴かれスッキリしそうです。セコイ舛添前都知事に対しても都の監視委員会が勧告を出しました。『舛添氏が昨年8月18、29の両日、家族と東京ドーム(文京区)でプロ野球の巨人戦を観戦し、公用車で一緒に帰宅したと認定した。12月23日にもNHKホール(渋谷区)で開かれたクラシックコンサートに公用車で妻を同伴したと認めた。監査委員は、家族を同伴していたことなどから「公務と関係のない私的活動であるとの疑念を強く持たざるを得ない」と指摘し、個人的に流用した運転手の人件費やガソリン代などの経費を舛添氏に返還請求するよう求めた』頻繁に勧告されれば舛添氏は今後かなり金銭的に追い込まれそうです。
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民間企業への監査役就任は「地方自治法」違反?
会社の売上高急増という内田の疑惑は、あまり信憑性が無いのではと感じる一方、
ではもう一つの疑惑はどうだ?
疑惑というより、これは事実。東光電気工事の「役員」である「監査役」を、平成22年6月に内田茂は就任後、現在に至るまで継続。
就任時は都議会選挙に敗北し無職、もっとも非議員でありながら都議会自民党の幹事長を続投するという権力っぷりを発揮しているものの、平成25年6月に千代田区のイスを奪い返した際にも退任せず、現在まで監査役を続けているというにわかに理解しがたい状況。
ちなみに内田の監査役の前任は元第一生命副社長、現在のもう一人は元警視総監というガチガチの天下りポストながら、両社ともあくまでOB。しかし内田は現役の都議会議員であり、その意味合いがまったく異なる。
内田にとっては居心地のいい席かもしれないが、あくまでいち民間企業である東光電気はどう考えているんだ?後述のアウトすれすれ、いやほぼアウトな案件を抱えて問題ないのか?