移転まで、十分な時間があったにも関わらず、設計ミスや土壌汚染を巡る安全性などの問題だらけです。都議会で多数決で決定されたことはたとえ間違っていても、強行する。では大東亜戦争突入プロセスを見ているようです。立ち止まるのであれば、損出は考慮せず、問題点を炙り出すべきでしょう。自民党賛成都議の意見を聞くのはもちろん、反対していたにも関わらず、途中賛成に寝返った民進党都議会議員の説明もきちんと聞くべきです。問題を放置し、自己の趣味・都合で活動していた舛添前知事から、有能な小池知事に変わり利権や議会のなれ合いなど問題が炙り出さされそうです。
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東京都の小池百合子知事は11月7日に予定していた築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転を当面、延期する意向を固めた。豊洲の土壌汚染を巡る安全性の検証が不十分なほか、使い勝手などでも改善の余地があると判断した。
築地市場跡地には主要道の環状2号が通る。環状2号は2020年の東京五輪で選手村となる臨海部と都心部を結び、築地市場が移転後に着工する予定。現行計画でも開通は五輪直前になる見通し。
❷指摘されている問題点
・新市場は水洗いできず、不衛生このうえない。真水だとボウフラやコバエがわいてしまう
・豊洲にはいけすの水を冷やす「角氷」を作る設備がない
・仲卸と卸をつなぐ地下通路は高さ制限2.5メートル。低すぎる
・全体的に狭すぎる搬入口。側面が開くトラックに対応していない
・ターレ(小型の運搬車)が行き来するヘアピンカーブ。衝突や渋滞が起こる欠陥が発覚
・有効幅1メートル32センチの店舗スペース。狭すぎてマグロが切れない