本日、理事会が開かれ、貴乃花親方も出席し、その場で処分が下される予定です。相撲協会の懲戒処分は理事会の決議により、重い順から「懲戒解雇」「引退勧告」「降格」「業務停止」「出場停止」「報酬減額」「けん責」となるそうですが、予想では❝1階級降格で1か月分の給料なしという減給」❞だそうです。しかし、事は単純ではなく、❝モンゴル力士八百長疑惑❞が出てきました。問題は貴乃花親方が被害者側の人間という事実。厳しい処分を科せば、反発され、八百長疑惑を暴露され相撲協会存亡の危機に立たされるかもしれません。いずれにしても春場所は土俵の外が大荒れです。❷今日の臨時理事会の決定では傷害事件の報告義務を怠ったとして、2来年1月4日の臨時評議員会での協議を経て、同親方は現在の「理事」から2階級降格の「役員待遇委員」となる見通しだ。ただ❝八角理事長は「1月4日の評議委員会で解任になった場合でも初場所後の年寄会での理事選挙に立候補できることは可能。師匠として部屋の弟子の指導はこれまで通り行えます」❞と語った。貴乃花親方を支持する親方衆もいて2月に理事再任は間違いなく結論として軽い処分です。
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元横綱・日馬富士の傷害事件をめぐり、貴乃花親方が日本相撲協会の聞き取りに、「自分は間違っていない」などと話していることがわかった。
貴乃花親方は、事件を把握したあと、警察に被害届を出す一方で、協会に報告していなかったことなどが問題視されている。これについて貴乃花親方は、協会側の聴取に「自分の弟子がやられて第三者を巻き込んだ恐れがある」「自分で調べてわからないから、警察に行った」という趣旨の話をしていることがわかった。
さらに、「警察から協会に伝えた方がより正確」という趣旨の話もした上で、「自分は間違っていない」と主張したという。
聴取の内容は28日の臨時理事会に報告され、貴乃花親方の処分について話し合われる。ある協会関係者は、「協会の執行部が事態を把握したあと理事会にすぐに報告しなかった方が問題だ」として、貴乃花親方に重い処分を科すべきではないとの見方を示している。
❷“白鵬の側近が貴ノ岩にかけた電話”という新たな事実も明かされた。電話があったのは、暴行事件の9カ月ほど前の2017年1月20日の夜。
「白鵬の側近からの電話は何度も連続してかかってきた。しかし、貴ノ岩は、“どうせ翌日の星の話だろう”と直感し、電話に出なかった。そのことは当然、貴乃花親方にも報告しています」(同)
当時、初場所の13日目が終わっていて、1敗で単独首位の稀勢の里を2敗の白鵬が追うという状況にあった。そして白鵬の翌日の対戦相手が、初顔合わせの貴ノ岩だったのだ。結果、翌日の取組で、白鵬は貴ノ岩に惨敗を喫している。