リニア中央新幹線の建設工事をめぐる不正入札事件で、東京地検特捜部が動き出しました。鹿島建設、清水建設、大林組、大成建設「スーパーゼネコン4社」から独占禁止法違反で逮捕者が出るのは必至です。「忖度」は政界のみならず、スーパーゼネコンでも行われていたということです。技術力があるだけに、関わった幹部に早く責任を取ってもらい、会社を再生し、遅れることなくリニア中央新幹線を建設してもらいたい。スーパーゼネコンと言われる大手ゼネコンがこんなことをしていたら、再生可能エネルギーなどの技術力があっても、世界から取り残されてしまいます。何故大手ゼネコンがこんな談合をしなければならないのか?スーパーゼネコン幹部の私的な都合なのか?政治家絡みなのか?真相を解明しなければなりません。
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リニア中央新幹線の建設工事を巡る不正受注事件で、「大林組」(東京)が大手ゼネコン4社で不正な受注調整をしていたことを認め、課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づき、公正取引委員会に違反を自主申告していたことが関係者の話でわかった。
東京地検特捜部と公取委は18日、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で「鹿島建設」(東京)と「清水建設」(同)を捜索した。
特捜部などは19日にも大林組と「大成建設」(東京)を捜索する方針で、総工費9兆円の巨大プロジェクトを巡る不正受注事件は、大手4社による談合事件に発展する見通しとなった。
特捜部は今月8~9日、大林組の共同企業体(JV)が約90億円で受注した名古屋市内の「名城非常口」建設工事を巡り、同社がJR東海の公正な入札を妨害したとして、偽計業務妨害容疑で大林組本社などを捜索。関係者によると、同社担当副社長らは当初、特捜部の任意の事情聴取に対し、同工事について「入札参加企業に受注希望は伝えたが、受注調整はしていない」と説明していた。