北朝鮮は❝米国主導の国連安全保障理事会による追加制裁には強く反発し、公海上での不法取引である「瀬取り」を遮断する動きは「愚かな画策」と指弾した。米朝首脳会談に向けて硬軟両面で交渉カードを準備しているとみられる。❞ようです。制裁が厳しく、国民生活もままならないとみるべきでしょう。金正恩氏は完全に干上がる前に、融和姿勢を見せる。ある面冷静な判断を下せる人物だと思いますが、兄である故金正男氏、空港殺害に深くかかわった事実を、穏健派も含め、世界は忘れることは決してないでしょう。結局、融和カードをチラつかせても、徐々に核放棄に向け条件を切り下げることになるでしょう。
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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は30日、訪朝した国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と平壌で会談した。バッハ氏によると、北朝鮮側は2020年の東京五輪や22年北京冬季五輪に「必ず参加する」と表明し、正恩氏も参加を「全面的に支持する」と述べた。北朝鮮が両五輪参加の意向を示したのは初めてで、日本も対応を迫られそうだ。バッハ氏は31日、平壌からの帰途、経由地の北京で報道陣に語った。
正恩氏は、25~28日に初の外遊として中国を訪問し、習近平国家主席と会談したばかり。4月27日に南北首脳会談、5月には米朝首脳会談を開催する見通しだ。