4/4のNew Yorkダウ平均は一時、前日終値比510ドル下落。ただ、米中間の交渉次第で貿易戦争は回避されるとの見方が徐々に広がり、ダウは230.94ドル高の2万4264.30ドル(暫定値)と続伸して取引を終えた。❝トランプ米大統領の保護主義的な通商政策は、中間選挙対策が目的と思われる。❞と市場は判断したようです。しばらく乱高下が続きそうですが、株高基調は続く。しかし、❝世界最大の資産運用会社ブラックロック会長の発言で、最近の株価下落は一時的なバリュエーション調整だ。本当の市場の転換点は1~2年後に訪れる。」❞そうです。1,2年後といえば、日本でも過去に株価が下落した消費税引き上げです。1,2年後に恐ろしいリーマンショックやブラックマンデーのような大波乱が待ち構えているかもしれません。
以下専門家抜粋コピー
堅調な企業業績に支えられた中長期的な株高基調が変わることはない。日経平均株価は秋口にかけて2万6000円程度まで上昇すると想定している。
米中貿易摩擦の激化が懸念され、最近の株価は不安定だ。しかし、トランプ米大統領の保護主義的な通商政策は、中間選挙対策が目的と思われる。中国の報復措置による米国経済への打撃も考えれば、最終的には現実的な落としどころでの解決が予想される。このため、世界経済が大きく悪化するとは想定しておらず、企業業績も堅調な状況が維持されるだろう。
業績面から判断する投資尺度では、株価は既に割安だ。