日本ダービーがいよいよ27日開催されます。普段は競馬に興味がありませんが、パッとしない株価・中止になった米朝首脳会談の先行きなど先の見えない情勢の中、今年のダービーは憂さ晴らしも含めいろんな意味で面白そうです。中心は、絶対的な支持を受けている無敗のダノンプレミアム、内枠有利のダービーで、過去最多の優勝馬を輩出した一枠1番ツキを持っています。今回のダービー、極端な逃げ馬不在でペースはスロー~ミドルを想定。よって中団後方から一気に捲るのは難しいレースになりそう。先行・好位馬有利の競馬で道中である程度の位置を取れて直線に入って瞬時に加速できる瞬発力が問われそうです。馬の能力だけで言えば単勝1.8倍、無敗馬ダノンプレミアムは頭3つくらい出ている感じですが、未経験の2400㍍距離適性に疑問符です。筆者は最後の最後に差されるとの読みで展開次第では3着以下もあり得ます。同東京2400㍍優勝経験済みで、藤沢名伯楽が昨年に続く連覇を目指す、伏兵馬ゴーフォザサミット・同じく東京2400㍍優勝経験済み無敗馬プラストワンピース、たけし命名キタノコマンドールなどが差せるのか?圧巻の強さで無敗馬ダノンプレミアムがぶっちぎり突き抜けるのか?興味津々です。
以下抜粋コピー
3連勝で昨年の朝日杯FS(GI)を制してJRA賞最優秀2歳牡馬に輝き、今年初戦の弥生賞(GII)で連勝を「4」に伸ばしながら、牡馬クラシック第1弾「皐月賞」(GI)を挫石で回避したダノンプレミアム(川田騎乗=栗東・中内田厩舎)は1枠1番からスタートする。
ダノンプレミアムと同じく無敗馬(3戦全勝)で、毎日杯(GIII)を制し賞金面では出走可能だった皐月賞をパスして目標をダービー1本に絞ったブラストワンピース(池添騎乗=美浦・大竹厩舎)は4枠8番に入った。“無敗のダービー馬”誕生は2005年ディープインパクト以来、史上11頭目となる。
皐月賞馬で史上24頭目の牡馬クラシック連勝を目指すエポカドーロ(戸崎圭騎乗=栗東・藤原英厩舎)は6枠12番、タレントのビートたけしの命名馬として注目されるキタノコマンドール(M・デムーロ騎乗=栗東・池江厩舎)は3枠5番となった。
また、皐月賞の4着馬で昨年レイデオロで優勝し、武豊(1998&99年)、四位(2007&08年)に続く史上3人目の連覇に挑むルメールがパートナーのステルヴィオ(美浦・木村厩舎)は7枠15番、そのレイデオロを管理する藤沢和調教師(美浦)は3枠6番に入ったゴーフォザサミットで史上初の連覇に挑む。ゴーフォザサミットがVなら青葉賞(GII)馬のダービー制覇は初めて。25度目のダービー挑戦で2着が2回ある鞍上の蛯名は悲願のダービージョッキーの仲間入りを果たすとともに保田隆芳元騎手、武豊に続く史上3人目の8大競走(ダービー以外は皐月賞、菊花賞、桜花賞、オークス、天皇賞・春&秋、有馬記念)完全制覇となる。
★GI「日本ダービー」枠順と騎手(全馬57キロ)★
【1枠】 1番 ダノンプレミアム 川田
【1枠】 2番 タイムフライヤー 内田博
【2枠】 3番 テーオーエナジー 藤岡康
【2枠】 4番 アドマイヤアルバ 丸山
【3枠】 5番 キタノコマンドール M・デムーロ
【3枠】 6番 ゴーフォザサミット 蛯名
【4枠】 7番 コズミックフォース 石橋
【4枠】 8番 ブラストワンピース 池添
【5枠】 9番 オウケンムーン 北村宏
【5枠】10番 ステイフーリッシュ 横山典
【6枠】11番 ジャンダルム 武豊
【6枠】12番 エポカドーロ 戸崎圭
【7枠】13番 グレイル 岩田
【7枠】14番 エタリオウ ボウマン
【7枠】15番 ステルヴィオ ルメール
【8枠】16番 ジェネラーレウーノ 田辺
【8枠】17番 ワグネリアン 福永
【8枠】18番 サンリヴァル 浜中