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シカゴマラソン世界トップと互角、大迫傑2時間5分50秒(日本新)で1億円獲得!

2018-10-08 07:19:37 | スポーツ

大迫傑がシカゴマラソンで2時間5分50秒の日本新です。過酷強風負けず“5分台”は世界基準の米練習の成果。目標としている東京五輪での活躍が期待されます。今回優勝のモハメド・ファラー(35=英国)2時間5分11秒は2年後には37歳。アフリカ勢は脅威ですが、十分マラソンで金メダルを狙える位置ですね。有言実行で素晴らしい。

以下抜粋コピー

大迫傑(27=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が異次元の走りで日本記録を塗り替えた。

過酷なコンディションの中、世界のトップと互角に走り2時間5分50秒で3位。今年2月に設楽悠太(26)が出した2時間6分11秒の日本記録を大きく上回り、6分の壁を破るとともに報奨金1億円も手にした。優勝はモハメド・ファラー(35=英国)で2時間5分11秒。米国で磨いた強さは本物だった。激しくペースが上下する過酷なレース。他の日本勢が次々と遅れる中、大迫はトップ集団から離れなかった。最後は優勝したファラー(英国)に離されたが、3位でゴール。報奨金1億円に笑顔をみせた。

「過酷だった」と大迫本人が言うほど、厳しいコンディションだった。強い風にペースを乱された。20キロから25キロは15分28秒の超スローペース。その後の5キロで1分近くペースが上がった集団についていった。視察した男子マラソン五輪強化コーチの坂口泰氏(57)が「これまでの日本人ではない」と驚く適応力。「世界基準の練習をしているから」と同氏は説明した。

世界のトップが米オレゴン州に集まる「ナイキ・オレゴンプロジェクト」入りしてから3年。「世界レベルの力」を手に入れた。日本人の骨格や筋肉では、難しいと言われるつま先着地の「フォアフット走法」を磨き、質の高いトレーニングも積んだ。8月からは米ボルダーで1カ月の高地トレ。「順調にきている」と胸を張って話していた。

チームメートから刺激を受けた。この日優勝したファラーや、昨年優勝のラップ(米国)らと一緒に走ることを楽しみにしていた。「彼らがモチベーションになっている。それを発揮することができた」と仲間との「世界基準」の競り合いを振り返った。

日本記録更新は狙っていた。「1億円と言っても、けっこう税金で引かれる」と報奨金を意識していた。この日は前半のスローペースで記録更新は難しくなったが「後半上げられた。最後はきつかったけれど(日本記録は)いけると思った」と冷静に分析した。

目標は2年後の東京五輪(オリンピック)での金メダル。

コメント (1)
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