大和ハウスは米マリオット・インターナショナルと共同で道の駅でホテルを建設する積水ハウス同様、いろいろな新規事業を手掛けており、業界一平均年収が高いのも理解できますが、2位の住友林業は社有林の広大さといい意外でした。挑戦や冒険をしない企業は当然のように衰退してしまうのでしょう。低成長の日本では現状維持は衰退を意味するものなのです。それにしても、米国などに比べ、平均年収が低い。❝東大・京大生などの優秀な若者が就職先に目指す会社は一般学生とは違うという結果が出た。特にランキングトップ10位は、外資系が8社で日系は2社しかない。❞というのも理解できますし今後主流になるでしょう。
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不動産業界で平均年収の高い企業は? 口コミサイト「キャリコネ」を運営する人材会社グローバルウェイの調査によると、1位は大和ハウス工業の611万円だった。好業績の場合は給与に反映する風土があり、2018年は4130円のベースアップを実施。住宅手当、家賃補助、持家割引制度などの福利厚生も充実している。
社員からは「20代で1000万円も可能。福利厚生、給料はかなり恵まれている」「ボーナス水準は高く、営業職は成果次第で販売促進手当が入る」などの声が出た。
2位は住友林業(545万円)。18年4月現在で国土の800分の1に相当する社有林を持ち、木造住宅事業などを展開する同社は、社員から「努力をしっかりと評価する給与システムで、評価制度が公正」「給与は業界水準以上で、査定による格差も小さい。同業者よりも恵まれているだろう」などの意見が出た。
3位は住友不動産(514万円)。新築分譲マンションの供給戸数で4年連続1位の同社は、社員から「年俸制、売った戸数に応じて年に2回の報奨金が出る」「やればやっただけ評価も報酬も上がる。若手でも高年収になるケースもある」などの声があった。4位は大東建託(503万円)、5位は積水ハウス(488万円)。前者はインセンティブの高さ、後者は賞与を年に3回支給する制度や歩合制での給与体系が評価されていた。