『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

<日産ゴーン会長50億円過少申告で逮捕>ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」

2018-11-20 08:15:21 | 日記

リストラの元祖「コストカッター」カルロス・ゴーン氏が役員報酬過少申告で逮捕です。個人的な理由なのか、会社ぐるみなのか動機は不明ですが、世界を震撼させました。昨日のフランス株式市場で40%を超す日産筆頭株主のルノー株が8%の急落。今日の日本株にも影響を与えそうです。米国株式市場でもダウが395ドルの下落、アップルの新製品売れ行き不振が影響を与えています。只、実質マイナス金利の市場でこのまま一方的に売られるとは考えにくい。利上げのペースが遅くなれば、市場は落ち着くはずです。いずれにしても、高値波乱相場入りです。

以下抜粋コピー

 日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)が19日、同社の有価証券報告書に自らの役員報酬を約50億円過少記載した容疑で東京地検特捜部に逮捕された。「ゴーン神話はこうして作られた」の著書がある自動車ジャーナリストの遠藤徹さんに話を聞いた。 当初は「ゴーン神話」と騒がれたが、彼が来てから国内販売網はズタズタにされ、売れそうな車種以外は切り捨てられた。日本のメーカーとして国内シェアを固めた上で海外に打って出るべきなのに、目先の数字だけを追い、コストカットと、ルノーや三菱自動車との3社連合によるシナジー効果で数字の見栄えを良くしてきただけだ。その結果として、飛び抜けた額の報酬をもらっても、理解は得られない。「(高額報酬は)海外では普通」とはいっても、日本では特異で、トヨタ自動車社長と比べても段違いに多い。社員に還元した方がまだよかったのではないか。今回の事件は日産が変化するチャンスになるかもしれない。

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