米国1強でマネー集中です。国際決済銀行(BIS)が61カ国の貿易量を踏まえて7日に算出したレートによると、10月末のドルの指数は128.51と02年の高値(128.12)を超えた。さらに、日本の1部上場企業(1008社、全体の75.6%)の最終利益は前年同期比11.0%増で、売上高は4.4%増、本業のもうけを示す営業利益は6.3%増となった。9日以降の決算が会社予想通りと仮定して計算すると、最終利益は計16兆2690億円となり、売上高、営業利益とともに過去最高になる見通しだ。米国に続き日本経済も絶好調ですが、中国経済の先行き、米国のさらなる利上げ懸念が重なり、週末は日米とも株価は下落しました。このまま、米国で年内利上げがあれば、ハワイ旅行などドル需要が強まる年末には更なるドル高116円近辺は近づきそうです。
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ドルの総合的な価値である名目実効レートが1985年以来33年ぶりの高値を付けた。米経済の強さが歴史的に際立ち、世界のマネーがドルに向かっている。ただ急なドル高は新興国不安に拍車をかけ、米景気へのブレーキにもなりうる。
国際決済銀行(BIS)が61カ国の貿易量を踏まえて7日に算出したレートによると、10月末のドルの指数は128.51と02年の高値(128.12)を超え、プラザ合意があった85年以来となる。