前ソフトバンクヘッドコーチの達川光男氏によれば広島カープ浮上のカギは足攻だそうです。達川氏が指揮していたソフトバンク、甲斐バズーカこと甲斐拓也捕手に昨年日本シリーズで盗塁を楽々何度も刺され、プライドをズタズタにされそのまま今シーズンに入り低迷している田中広輔選手ですが、やはり足技が使えていません。正直ドラフト1位小園海斗のショートも見たい 笑。今季の広島カープはホームランを量産出来る打者がバティスタと鈴木誠也選手しかいませんが、4月の不振も何のその、投手陣が立ち直り、令和に入り12球団一の防御率・終盤の大逆転など力を発揮し出しています。しかし、今年は大補強の巨人が現在首位。直接対決で勝ち越せるかが重要。80勝がセリーグ優勝ラインとすれば今年は大混戦で面白そうですね。セリーグはホームラン・足攻・投手陣・主力がケガをしても代わりがいる纏まったチームなどが今後のキーポイントとなりそうですが、まずはセパ交流戦、夏場以降は先発投手陣の層・質で決まりそうです。
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達川光男氏が診断!カープ逆襲のカギは?
今年のセ・リーグを見ていると、たぶん80勝できるチームはないよ。引き分けを考えなければ、79勝64敗で行ければいい。貯金15個作れれば優勝できるよ。
5月3日から5日に巨人に2勝1分けだったのは大きい。あそこを負け越してたら厳しかったと思うけど。特にその第1戦よね。メルセデスに対して、けん制を2球続けては来ないとかいうところを研究してヒットエンドランをかけたり、ベンチが動いて勝ちを取った。打線も、対左打者の被打率が高いメルセデスに対して、左対右にこだわらず、西川(西川龍馬)、安部と並べたりね。今までは選手任せという感じだったけど、そうやって自分たちなりに対策を練っているし、スクイズをやったり、スリーバントをやったり、ヒットエンドランをやったりということも増えてきた。いい形になってきたんじゃないかな。
會澤(會澤翼)も元気になってきたし、あとはとにかく田中待ち。田中が復調して2割5分ぐらいまで戻してきたときには、カープはトップに出てると思うよ。あとは松山(松山竜平)か。やっぱり田中、松山が入っていて打ってこそ、本来のカープ打線の姿だから。オーダーは今みたいな感じでいいんじゃないかな。オーダーを固定したから勝てるというもんでもないし、今のカープの野球は全体でやる野球だから。固定するのは二番の菊池涼介、三番・バティスタ、四番・鈴木誠也だけでいい。あとはどうしたら得点が取れるか、だけ考えて組めばエエと思うよ。でもやはり、田中が一番に戻ってくれば一番落ち着くけどね。