中学受験でここ数年来続いていた付属校人気だが、早慶MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の付属に続き、日大、東洋大
東海大系も浮上している。中でも、暴力団との交遊もあり、田中英寿元日大理事長が逮捕保釈された日本大学付属中学が人気なのは解
せません。もっとも、本人も保釈になって真っ先に、日大病院に立ち寄って、体調の検査をしてから、自宅に戻ったそうである。
田中元理事長は単に怖いと言うだけでなく、真実の声をマスコミなどが教職員から聴くことすらできなかったのである。
田中元理事長は単に怖いと言うだけでなく、真実の声をマスコミなどが教職員から聴くことすらできなかったのである。
その日大付属中学の人気の秘密は日大が16学部87学科を擁する総合大学で、付属校を持つ他の大学にはあまりない医、歯、薬、芸術
学部もそろっていて、子どもが将来どの分野を目指そうとも、進むべき学部があるという安心感や受験をしなくても進学できる点でし
ょう。只、大学受験は心身を鍛える絶好のチャンスでここで自信や勉強や努力することの大切さ学ぶ意義は大きいと思います。私なら
子供を不祥事続きの日大付属中には進学させないでしょう。
❷灘中学校の2022年入試出願状況(1/5最終)1/5 17時に653名で締め切られました。(応募倍率3.6倍 昨年最終687名 昨年比
95.1%となっています。)入試は1/15・16に行われます。
以下抜粋コピー
首都圏模試センターの調べでは、中学入試は7年連続で受験生が増加し、2021年度の受験率は16.86%と、過去最高に達した。この
傾向は来年度も続くのだろうか。今回取材した3氏(安田教育研究所代表の安田理さん、森上教育研究所代表の森上展安さん、首都
圏模試センター取締役教育研究所長の北一成さん)はいずれも、中学受験率は来年度も上昇し、記録を更新すると予測する。安田教
育研究所の調べによると、今年10月に行われた4大模試(首都圏模試センター・四谷大塚・日能研・サピックス)の受験者の合計
は4万7255人で、昨年同期の4万5693人と比較して1562人増、約3.4%増えている。安田さんは、「小規模塾の生徒のなかには、4
大模試を受けていない生徒もいる。本番の入試では4%増くらいになるのでは」と予想する。さらに北さんは増加傾向について
次のように話す。「6年生はもちろんですが、模試を受ける5年生も増えています。来年度はまずまちがいなく増えるでしょうが
再来年度も増加するでしょう」中学受験者数が増加傾向にある背景には、昨年同様、コロナ禍での公立と私立の対応の差があると
みられている。オンラインでいち早く授業を再開した私立に比べて、公立は後手に回り、その結果「私立に入れたほうが安心」と
いう家庭が増加した。北さんは「コロナ禍が私立の追い風になった」と話す。
森上教育研究所の調べによると、東京・神奈川の
入試初日となる2月1日の午後や、2日以降の入試の受験者数が増えているという。「ここ2年の増加傾向はコロナ禍で顕在化した
公私の教育内容の差が理由でしょうが、それ以前から受験生は微増していた。大学入試改革がゆれ動いて不安が募り、保護者や受
験生は『私学のほうが入試改革に、より敏速に対応してくれる』という期待があったのでは。大学付属校人気も、それが要因のひ
とつでしょう。また、社会のグローバル化、デジタル化が急速に進んでいますが、英語、ICT(情報通信技術)教育は私学のほう
が進んでいます」
■家計的に私立へのハードルが下がった
森上さんは、「家計の面でも私立へのハードルが下がった」と分析する。夫婦共働き世帯は1990年代に専業主婦世帯を上回り
今では2倍以上の差になっている。「中高で私学に進学するためには、年収800万円以上が必要と言われていますが、給与自
体は上がらなくても、2人が働くことで2倍になる。さらに2020年からは私立高校向けの就学支援金制度の額が増加し、実質
無料となるケースも。家計的に中学3年間だけ乗り切ればなんとかなるという意識で私立中学を志望する家庭も増えているのでは。」