『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

天安門事件から25年

2014-06-04 10:11:16 | 日記

                                                                                                         

                                                                                                     

1989年6月4日に発生した中国共産党による学生や民衆を虐殺した天安門での惨事から25年経った中国では汚職が蔓延っているようです。日本人には想像も出来ませんが、載車風氏による10兆円もの不正送金です。当時は自由と民主主義を求めて学生や民衆が立ち上がりましたが、今では不正まみれのようです。社会主義体制が崩壊し、民主主義体制に移行するのかと思いきや民主主義には不正や汚職という構造的な欠陥があるようです。西側は天安門事件で失脚し自宅軟禁された『趙紫陽元総書記』を全力で支えるべきでした。6/1にはNHK海外放送のニュース番組が25年前の天安門事件を取り上げると数分間画面が真っ黒になり、音が消えたようです。筆者も昔、初めて訪問した北京で画面が真っ暗になる事件に遭遇した気がします。

 

 

(以下コピー)  中国の中央銀行である中国人民銀行総裁や天津市長を歴任した戴相龍氏の長男の戴車風氏が香港の銀行に預けていた1000億ドル(約10兆円)もの資金を南アフリカに移転していたと報じられた。これは、中国全土で展開されている腐敗取締の動きが香港に及んでおり、追及を回避する狙いがあると中国情報専門のニュースウェブサイト「博訊(ボシュン)」が「独自情報」として配信した。

 戴相龍氏といえば、中国では著名な経済人であり、中国農業銀行副総裁や中国交通銀行総裁、人民銀行総裁を務めるなど当時の朱鎔基首相の下、金融改革に大なたを振るった。さらに、2002年から5年間、北京に隣接する直轄市である天津市長に就任し、天津市を「中国のマンハッタン」といわれるほどの金融センター都市として蘇らせた。
そのような戴氏に寄り添うようにして、経済活動をしてきたのが、戴氏の一族に連なる戴志康氏。同氏は不動産業を中心とする証大集団の総帥だ。
戴相龍氏は1990年代の上海の金融センターである浦東開発区の不動産関連事業に戴志康氏を重用。長男の車風氏と組ませて、共同事業を展開し、莫大な利益を掌中にした。
戴相龍氏が天津市長に転じると、車風氏も事業の拠点を香港に移し、1000億ドルもの資産を香港上海銀行やスイス銀行香港支店、シティバンク香港支店に分散して運用していた。
ところが、2012年秋の習近平指導部の発足で、腐敗撲滅運動が大々的に展開。今年に入って、幹部子弟の不透明な資産を調べるために、党中央規律検査委の係官が香港に入り、捜査を開始したことから、危機感を感じた車風氏が志康氏に相談し、資産を南アに移すことにしたという。
不法な資金移転を調査する国際的な民間の専門機関「グローバル・フィナンシャル・インテグリティ(本部:ワシントン)」によると、2001年から2010年までの10年間で、中国から流出した資金は2兆7400万ドル(約274兆円)にも達し、全世界の不法資金の半分を占める。また、最近では中国からの流出資金は1か月で1000億ドルに及ぶという。『黒いネコでも白いネコお金を盗むのは悪いネコだ(*_*)』

 


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