ホームランは野球の醍醐味ですが今季、セ・パ両リーグでホームランが急増する“異常事態”が起きている。ついには「飛ぶボール疑惑」まで飛び出した。異変は、開幕から3カード(全54試合)が終了した時点で如実に現われた。 昨季の開幕3カード(昨季は52試合)のホームラン数と比較すると、両リーグ合わせて80本から119本に増えた。4割以上もホームラン数が増え、ホームラン打者を多く、抱えるヤクルトが最大の恩恵を受けています。翻って、昨年のセリーグ王者広島はホームラン打者丸が抜けた埋められず、貧打に喘ぎ、最下位です。ホームランが勝敗を決する今季はパワーヒッターが多いチームが断然有利、広島カープが浮上するためにはリリーフ陣の再編と、バティスタ選手のホームラン量産しかないかもしれません。
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セ各球団の選手らに広島低迷の要因を聞いた。
DeNA・ラミレス監督は「丸はチームリーダーでもあった。同じリーダーの新井も抜けた」と指摘した。ヤクルトのA選手は「丸と野間を比較したら、気持ち的に違う」と明かし、阪神のB選手は「ムードメーカーの新井さんが抜けたのが大きいのでは? あの人が(チームを)まとめていた部分はあるはず」との見方を示した。
一方、中日のC選手は「丸が抜けた影響もないわけじゃないが、そこじゃない。問題はリリーフ陣の勤続疲労。目いっぱいで3連覇してきたので仕方ないが、年々パフォーマンスが落ちている」、阪神のD選手も「打線不振の陰に隠れているが、もともと投手陣に不安はある」と語った。
また、ヤクルトのE選手は「奇数の打順がうまくいっていないから、つながりに欠ける。そこで4番の鈴木を抑えれば、さらに打線は苦しくなる」と打線の問題点を示す一方で「去年まで守り勝つチームという印象が強いが、1試合3失策している試合がある。焦りもあるのか、投手も四球が多くなっている」と複合的な要因を挙げた。
だが広島は依然、他球団にとって脅威だ。中日・与田監督は「歯車がかみ合っていないだけで、能力の高い選手がそろっている」と警戒を緩めない。丸、新井の不在を指摘したラミレス監督も「広島を強くないと思ってはいけない。丸がいなくてもいいチーム。野間のように、代わりにいい選手が出てくる。この後、上がってくる。絶対、甘く見ちゃいけない」と軽視は禁物であると強調した。
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