Q,十二頭陀とは?
A、「頭陀」はサンスクリット語の「ドゥータ」という言葉の音訳であり「払い落とす」という意味です。何を払い落とすのかというと「貪欲」です。
『十二頭陀経』によると、
「一者在阿蘭若處(人里離れた所を生活の場とする。)
二者常行乞食(常に托鉢乞食によってのみ生活する)。
三者次第乞食(托鉢する家は選り好みせず順に巡る)。
四者受一食法(一日一食)。
五者節量食(一鉢以上食べない . . . 本文を読む
26、爾時。持地菩薩。即従座起。前白仏言。世尊。若有衆生。聞是観世音菩薩品。自在之業。普門示現。神通力者。当知是人。功徳不少。仏説是普門品時。衆中八万四千衆生。皆発無等等。阿耨多羅三貌三菩提心。
爾の時、持地菩薩、即ち座より起ちて、前んで仏に白して言さく、「世尊、若し衆生有りて是の観世音菩薩品の自在の業・普門示現の神通力を聞かん者は、当に知るべし、是の人の功徳少からじ」と。仏、是の普門品を説きた . . . 本文を読む