福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

観音経の解説26/28

2016-02-26 | 諸経
26、爾時。持地菩薩。即従座起。前白仏言。世尊。若有衆生。聞是観世音菩薩品。自在之業。普門示現。神通力者。当知是人。功徳不少。仏説是普門品時。衆中八万四千衆生。皆発無等等。阿耨多羅三貌三菩提心。

爾の時、持地菩薩、即ち座より起ちて、前んで仏に白して言さく、「世尊、若し衆生有りて是の観世音菩薩品の自在の業・普門示現の神通力を聞かん者は、当に知るべし、是の人の功徳少からじ」と。仏、是の普門品を説きたまう時、衆中の八万四千の衆生は皆無等等の阿耨多羅三貌三菩提の心を発しき。(持地菩薩とは地蔵尊のこと、阿耨多羅三貌三菩提とは無上正等正覚と訳す。)

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