「鬼の話 折口信夫」と「神道とは何か、伊藤聡」より
日本の古代の信仰の方面では、「かみ(神)」と、「おに(鬼)」と「たま(霊)」と「もの」との四つが代表的なものであつた
「たま」は霊魂を指す。眼に見え、輝くもので、形はまるい。すべての存在は「たま」を持つ。それは人・動物のみならず植物・鉱物や土地・言葉にも及ぶ。原初的観念が「たま」であり、その善の要素が「かみ」となり、悪が「もの」となりさらに善悪両 . . . 本文を読む
「藥師琉璃光如來本願功徳經
大唐三藏法師玄奘奉詔譯
如是我聞(じょしがぶん)
一時薄伽梵遊化諸國。(いちじばがぼんゆうげしょこく)
至廣嚴城(しこんごうじょう)住樂音樹下(じゅうらくおんじゅげ)。與大苾芻衆八千人倶(よだいひすうしゅはっせんにんく)。菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)三萬六千(さんまんろくせん)。及國王大臣婆羅門居士(びゅうこくおうだいじんばらもんこじ)。天龍藥叉人等(てんり . . . 本文を読む