福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏教聖典(仏教伝道協会)から

2017-11-18 | 法話
 煩悩

心のけがれ

・・・貪り、瞋り、愚かさは熱のようなものである。どんな人もこの熱の一つでも持てば、いかに美しい広々とした部屋に身をよこたえても、その熱にうなされて、寝苦しい思いをしなければならない。

この三つの煩悩のない人は、寒い冬の夜、木の葉を敷物とした薄い寝床でも、快く眠ることができ、蒸し暑い夏の夜、とじこめられた狭苦しい部屋でも安らかに眠ることができる。

この三つは、この世の悲しみと苦しみの元である。この悲しみと苦しみの元を断つものは、戒めと心の統一と智慧である。戒めは貪りの汚れを取り去り、正しい心の統一は瞋り
の汚れを取り去り、智慧は愚かさの汚れを取り去る。
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