福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

四国八十八所の霊験・・・その39

2018-11-08 | 四国八十八所の霊験
五十番繁多寺から五十一番石手寺までは3.3キロメートル。すぐです。 五十一番石手寺の草創は聖武天皇の神亀五年(七二八)伊予大守越智玉純が勅を奉して鎮護国家の道場として伽藍を建立し、安養寺と名づけたことにはじまるといいます。縁起によれば、「道後湯築城主河野息利の妻が男児を生んだ。その子は生後三年たっても左の手を握ったままであったが安養寺住職の祈祷により手をひらき、「衛門三郎再来」の小石がころげ落ち . . . 本文を読む
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大悲は脱苦のもと(苦しいときは布施行を)

2018-11-08 | お大師様のお言葉
「兼愛(すべてを平等に愛する)は受楽の因、大悲は脱苦の本なり」(『性霊集』巻八「三島大夫為亡息女写経供養法華経講説表白文」) 「四摂とはいわゆる布施愛語利行同事なり。無始の慳貪を調伏し、有情を利益せんと欲ふがゆえにまさに布施を行ずべし」(「秘密佛戒儀」) 御大師様も利他行、布施行が苦を脱する道と教えておられます。自身の経験でも苦しいときは献金をするとか、ボランテアをするとか、憎い相手の幸福を祈ると . . . 本文を読む
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