初禅に達した人は、喜びに満ちた顔をしており、精進し、読経し、争わず、布施を好み、言葉少なで、好き嫌いをしない、静かなところを好む、忍辱心をもっている・・
(問うて曰く「一心を得たるの相(色界(注)における禅定の最初の段階・初禅に達した人のあり様)は云何が知るべきや。」
答て曰く「面色悦澤し徐行端正にして一心を失せず、目色に著せず、神徳定力もて名利を貪らず驕慢を撃破し、其の性柔軟にして毒害を懐か . . . 本文を読む
お釈迦様の前世の捨身はあったということ・・その1、截頭施人の話。
法顕傳には四大塔として・タキシラ(中国語で截頭の意)国の『截頭施人塔』と・『投身餧餓虎塔』、・スハタ国の『割肉貿鳩塔』、・ガンダーラ国の『捨眼塔』を挙げています。
截頭施人塔の実在に関しては、実際に有った話として法顕傳・大唐西域記に截頭の地名と塔があったことが出ています。法顕傳には「ここ(ガンダーラ国)から東行すること7日、一つの . . . 本文を読む