善財童子の訪問者と教え（華厳経入法界品）４
三番目、南方海門国 海雲比丘
善財童子は次に浜辺に坐して海をみている海雲比丘を尋ねる。海雲比丘はひたすら海を見続けている。
海雲比丘は「我、海門国に住すること十有二年、大海を境界として大浜辺簿海を観察せり。大海の無量無辺なるを思惟し大海は甚深にして源底を得難きを思惟し大海の漸漸に深広なるを思惟し・・」「我、仏の所において千二百歳、此の経（普眼経・仏の秘密 . . . 本文を読む
十善法語・・その４
不殺生・不偸盗・不邪淫これを身の三善業と云ふ。仏性に順ずるじゃ。殺生し偸盗し邪淫を行ずるを身の三悪業と名くる。是は仏性に背くじゃ。不妄語・不綺語・不悪口・不両舌これを口の四善業と云ふ。仏性に順ずる。妄語をいひ、綺語を好み、悪口して他を罵り、両舌して他の親好を破するを口の四悪業といふ。仏性に背くじゃ。不貪欲・不瞋恚・不邪見これを意の三善業といふ。仏性に順ずる。名利を貪り、自ら憂悩 . . . 本文を読む
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