終戦の詔勅で「・・朕は時運の趨く所、堪へ難きを堪へ、忍ひ難きを忍ひ、以て万世の為に太平を開かむと欲す。・・」とありますがこの「堪へ難きを堪へ、忍ひ難きを忍ひ」の部分は全生庵・平井玄恭師がNHK心の時間で、稀代の禅僧山本玄峰老師が時の鈴木貫太郎首相に送った手紙に正法眼蔵・行持の言葉(注1)を引用して「・・結局、鈴木総理に玄峰老師が「忍び難いをよく忍び、行じ難きをよく行じて、一つ身体に気を付けて、今後 . . . 本文を読む
善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)23
廿二番目、南方甘露味国 青蓮莘香長者
随順一切衆生外道に会うように勧められた甘露味国の青蓮莘香長者は、「自分はあらゆる香の功徳を知っている。病を治す香・御仏を念じる香・真理を悟る香など。象蔵という香は巨大な香雲となり国全体を覆い七日七晩香水を降らせる。香料の香が満ちる時衆生は喜びにひたり慈愛に満ちた心となる。牛頭という栴檀香は之を塗ると火に落ちても焼か . . . 本文を読む