善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)30
廿九番目、東方空中 正趣菩薩
観音様の説法の場に東方から正趣菩薩が詣でてきた。そこで観音様は善財童子に正趣菩薩に菩薩の道を聞くようにと仰せになる。正趣菩薩は「妙藏」という佛国土で【普門速行法門(普門より速やかに赴く法門)】』を成就し、無数無量不可説不可説の佛国土を通過しそこの無量の如来を供養し諸衆生に説法してきた。諸大菩薩は十方至らざる所なく、清浄の法 . . . 本文を読む
「十善法語」その30・・・長時にこの苦を受已て後、若人中に還り生ずるも。其殺生の餘業が身心にそひ来て、或は母胎の中に死し、或は出生して死し、或は少年にて死する。此を経中には短命(たんみょう)と云。・・むやみに生き物の命を奪う者はのはいずれかの生で自らの命を縮る結果となる。 . . . 本文を読む